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ゼノブレイド3のキャラについてネタバレ全開で語る(メイン6人編)

※ネタバレあり
※拙い文章
※なんか書いてたら二万字になった。長い。すまん。

はじめに

ゼノブレイド3、クリアしました。
ゼノブレイドは1からクロス含めて全部やっていて、自信をもって人生で遊んだRPGの中で最も好きだといえるシリーズです。ちなみにクロスが一番好きです。(澤野弘之が推し作曲家というのはかなり大きいが)
3のメインストーリーについては色々言われてるし読める記事は全部読んだと思う。不満点は目立つだろうし言ってることはとてもわかるものばかりなので赤べこのごとくうんうん頷きながらも、それでも僕はゼノブレイド3は好きだし良いゲームだったと肯定的に主張する側だ。そもそも嫌いなゲーム1周90時間もやらん。

当初はメインストーリーについて語る記事でも書こうかなと思っていたのですが不満点も含めて僕の言いたいことがダダ被りしてしまった先駆者様がいたのでそちらのリンクを投げてキャラについて詳しく語ろうかなと思った次第です。マジでびっくりするくらい同意見だったし文字起こしも上手なので僕のクソ記事の上位互換です。

メインキャラ6人について

今作のパーティーメンバーはヒーロー含めて過去最多の7人編成。
6人全員がチェインを筆頭に”戦闘に参加している感”を出していることは他作品にはないゼノブレイド3だけの利点ですね。僕はトラトラに耐え切れず2は最後までメレフ盾運用でした。
ゼノブレイド3のメインキャラは全員育成することが確実で、それゆえ6人全員に愛着を持ってしまったんだなこれが。

非常にごちゃごちゃしている


2はかなり歳や立場が違う編成であり、メレフとジークがメインパーティーとして絡む必然性が少し薄い印象でしたが、3はそれぞれのキャラクターがメインに積極的に絡んできたり、歳や立場も近いことから等身大の6人として描かれている側面が強く、ダンバンやメレフジークのような導く大人が不在な中、不器用ながらも支えあう彼らの旅を見守る立場として楽しめました。そんなこんなで愛着が持てた6人を紹介していくぜっ!


ノア

ノアはかわいい

ご存じタキオンスラッシュ本作の主人公の中の主人公。
第一印象は「なんか…普通だな?」でした。
というのも、戦闘が終わった途端大笑いするフィジカルつよつよ研究者雲海ハーレム築いたダブルスピンエッジマンが前作主人公の作品ですよ?
普通にまとめ役というか…このクラスによくいる陽キャの中心存在感!一周回って普通だ!!!!!戦闘中も割と静かだし!!!!!
実際パーティーのまとめ役こそこなすものの五話くらいまで存在感は微妙である。優☆等☆生って感じ。
序盤のオアシスで(タイオン、あとは任せた!!!)って感じでダイブする様を見たときは「いやお前も入るんかーいw」って思ったし、なんだかんだ遊びたかったノアくんかわいいね、って年相応な側面があったのはよかった。ミオにずっと名前呼んでほしかったのもかわいいしランツあたりと休憩中になんで名前呼んでくれないのか相談しててほしい。
3/4で女性からクラス継承してたり、ニイナやユズリハに何個か気になる発言をしていたことから天然たらしの素養があると僕はみている。あとロイヤルサモナーの格好が絶望的に合わない。
(投稿直前追記:ユズリハの覚醒クエストやってないからわかんないけど男性説があるらしい。ずっと美少女だと思っていたが確かに言及がされてない気がしてきた。もし男だったら僕とカイツ君がショックで寝込んでしまうので性別ユズリハで手を打っておこう)

収容所で性格最悪な余興(自身考案)に付き合わされている時の表情の数々が性癖過ぎて「ノアくんえっちだねぇ…」とクッソきしょいオタクになった話があったりなかったり。おくりびとだろ?おくれよ(天下無双)
ノア虐をすこれ。



ノアは異端の主人公

で、クリアしてみると「コイツ頭おかしいな~~~~」ってなった、いい意味で。シリーズ通しても異端でしょコイツ。

どの辺が異端に感じたかと言うと、六話以降顕著なんですけど基本的にノアって自分の欲を押し通す傾向にあるんですよね。
押し通す欲については未来を選び取れない世界そのものを壊すこととか色々あるけどこの男の最優先の”欲”はミオに対するクソデカ感情である。

過去の闇堕ちした分身とはいえ「その女は俺のものダァ!!!!!」という独占欲極まったセリフがゼノブレイドの主人公から出るとは思わなかったのでもうそれはそれは衝撃でした。

本編では頼もしい仲間達がいたりシティーのレジスタンスではなく10年サイクルの兵士になったことによる環境への違和感、変化などもあって闇堕ちはギリギリ回避しましたが、大半の場合はミオを喪い、最終的には未来を諦めてメビウスになり果ててしまう末路に帰結するであろうことは想像に難くないです。

つまるところノアの本質としては、自分だけの力ではどうすることもできず、かといってミオという自分にとって大切な存在を喪いたくないという欲だけを優先するおおよそ主人公とは思えぬ心理が強いところが異端だと思っています。(メビウスとなって故郷のシティーを滅ぼすシーンがありましたが、それ以前に全てを捨ててミオを無理やり連れだした挙句雪山にて遭難死してしまうシーンがあったことからやはりノアという人間元来の本質・性格なんじゃないかなと考えている)

シュルクは確かに機神界への復讐心こそあったものの、なぜフィオルンが死ななければならなかったのか、どうしてこの世界の在り方はこうなのか、という知見を得るといった意味で、研究者ゆえの好奇心に依るものが少なからず内面に出ていた。
レックスは誰よりもまっすぐな行動を基とし、最初は助けてもらったからという単純な理由でも、徐々に真実や世界の人々と触れていくにつれて最終的には大好きな人を、大好きな人と自分が守りたいと願うこの世界を救うために行動するといった王道な理念がありました。

もちろんシュルクやレックスもノアのように戦いが日常の過酷な環境に在ればメビウスになってしまうことはあるのかもしれない(そもそもメビウスは私達らしいので)、がしかしノアは行動理念の根底が危ういというか主人公らしからぬ本質が見え隠れするところが異端であり、魅力を感じました。(うまくまとめられぬ、すまん)
未来への不安や恐怖がラスボスとなっているゼノブレイド3という作品においてはこれ以上ないほど主人公のポジションにふさわしい背景を持っているのかなと感じました。ノアミオはてぇてぇ、そうだろ?タイオン。(でもやっぱミオに対する感情の矢印のデカさはやばいと思う

2人は幸せなキスをして終了

終の剣について

終と書いてオリジンと読む。まず終の剣って結局だれが作ってどういう存在なの?って話が本編全く出てこなかったので全部妄想であることはご容赦ください。
終の剣って単にメビウス特攻なだけなんですかね?どちらかというと持ち主が斬りたいと願うものを概念であろうと斬れるみたいな前作のマスタードライバーに似た能力だと思っています。
その能力だと仮定した場合、後戻りはできないところまで来てしまったが、魂の奥底に刻まれた後悔から”斬りたい”という願いが足りず、もう一人の残影であるノアをエヌは終の剣を以てしても斬ることができなかったのでは?とか色々考えてしまう。
恐らく六話冒頭で決意によってラッキーセブンの完全抜刀(終の剣の覚醒)が可能になったものと推測しますがそもそもラッキーセブン自体謎の剣なのでわかんないっすね。それまではただの切れ味が凄い剣なだけだったん?
どうせ覚醒演出するなら見た目少しでも変えたら良かったのにとはちょっと思った。変えてほしいとかじゃなくて、覚醒がわかりづらい。
ちなみにスカイウォードソードみたいなダウジングができる。対象はメビウス関連だけかと思いきやメリアも普通にサーチ対象だったため、これも探したいと願う対象を探せるのか?便利すぎだろ、落とし物の依頼ノアに殺到するじゃん。

暴れ散らかすwiiリモコンの思い出

タキオンスラッシュ!

戦闘面では、ゼノブレイド主人公恒例の終盤に解禁されるぶっこわれシステムことアンリミテッドソードが解禁される。されるのだがゼノブレイドシリーズにおいて歴代最凶まである。
一応アンリミテッドソードの性能を説明しておくと、本編であらゆるものをぶった斬った魔剣ラッキーセブンを90秒間抜刀状態にし、その間アーツが専用のものに変わるというもの。アーツアイコンがモナドっぽくてアツいだとかチェイン中はカウントが進まないの卑怯だろとか色々あるが、特筆すべきはその意味不明な脳筋攻撃性能。(一応ロールによってアーツ性能が変わるけどほぼアタッカー一択だと思う。)

グラビティブロウはライジングとスマッシュをこれ一つで行う。今作のスマッシュはできるアーツが少なくなった代わりに火力がかなりアホなため、チェイン中に適当にダウンさせて三周目くらいにノアのライジングスマッシュをキメるとボスの体力はだいたい五割以上吹き飛ぶ。
しかも融合アーツでバフがばらまける。(一瞬でリキャストがたまるのでほぼ常時融合で使うことになる)
っていうか重力操れんのその剣?

タキオンスラッシュは圧倒的な手数、範囲、威力、タレントアーツのリキャスト回復性能、そもそもこれ自体のリキャストが速いなどすべてが高水準の意味不アーツであり、「とりあえずタキオンスラッシュ連打してればええか」が正解になってしまっている。
そんなタキオンスラッシュ唯一の弱点?は融合アーツができないためチェイン時の火力は微妙だったりすること…のはずだったのだがなんか防御無視をデフォでつけたハーモニクスウェイブとかいうこれまたヤバいアーツがよりにもよってタキオンスラッシュの融合先として最終盤に追加される。
完全体となったタキオンスラッシュを止める生物などこのアイオニオンには存在しなかった。

しかもこれだけでは終わらない。
このラッキーセブン、一切説明はないがおまけ効果ですよと言わんばかりに常時確率即死攻撃となっている。なんで?
確率の計算式とかはわからないが多分レベル差があれば結構な確率で即死することとユニークには無効ということは分かった。
(追記:常時即死はアタッカー限定らしい)
ラスダンだろうがエルティア海のクソデカ恐竜だろうがエリート()モンスターだろうが一瞬でカタを付ける。
タキオンスラッシュの手数とは相性抜群でとりあえずタキオンスラッシュで挨拶すると即死、みたいなのはザラでエリート相手にオートアタック一発目で即死が入り、撃破!ドン!は最早笑うしかない。

極めつけは抜刀状態で使用できるタレントアーツのファイナルラッキーセブンである。クソだせぇ技名だが交戦中のエネミー全体に対してブレイク~スマッシュまでコンボする超凶悪アーツである。イーラ最強の剣士もびっくりだよ。
ゼノブレイドは基本的に同レベル帯の複数エネミーに囲まれたりすると回復やヘイト管理が間に合わず無策でやると結構きつい。しかしこれ一本で万事解決、相手は死ぬ。なんで全体攻撃にしたんだこれ…。
爽快感こそあるがノアを操作していない時にエネミーが突然叩きのめされた時は「何が…起きた….?」と戦いについていけないモブ兵士みたいなセリフが思わず出ます。

そんな壊れもいいところなアンリミテッドソードにも弱点は存在する。
死ぬほどリキャストが遅いのだ。
もう遅すぎて一戦闘につき一回ポッキリ、なんなら使う前にチェインで終わるまである。このシステムはラスボス戦の仕様や演出と致命的にかみ合っておらず、最終戦だし最後は抜刀で決めたいな~と思っていたが溜まる前に決着ついちゃったのは本当にもったいなく感じました。ラスボスイベントまみれなんだから最終形態くらい常時抜刀とかでもよかったろ。
まあリキャスト問題はフラッシュフェンサーのいつでもやれるスキルを付ければ解決するんですけどね。

開幕から魔剣を抜刀しタキオンスラッシュを連発して敵全員を地面に叩き伏せる様は暴力の化身でしかない。
あまりにお手軽な上に別ゲーすぎて開幕抜刀をセルフ縛りするプレイヤーもいたとかいないとか…。

そんないろんな意味で強烈なインパクトを残した脳筋ノアくんの紹介でした。思ったより長くなったな…。


ミオ

ミオはかわいい

圧倒的メインヒロイン。普段は優等生だが時々いやだいぶ脳筋なノアくんに理解を示してくれる稀有な存在。ケイをおくるかおくらないかで割れたのは意外でしたね。現在のノアとミオが明確に意見が割れたのあそこくらいなんじゃないか?

軍服の巫女服を意識したデザインが好きすぎてメビウススーツになるまで一生軍服を着せられていた。一時期彼シャツにもなった。メビウススーツってもう衣装選択できない感じなのか?フィオルンっぽくて一番好きだったんだけど…。

彼シャツミオちゃんと巨乳ノア

ミオのキャラデザが神なのは言うまでもないんですけど、ゲーム中の挙動や””顔の良さ””を抜群に表したモデリング技術の成長が見て取れてプレイ中ずっとミオちゃん可愛いよ~って言ってました。笛交換するムービー最強すぎるでしょ。

好きすぎる、天才

ただ笛交換する前にミオに”感情”ぶつけられるシーン相当こたえてふて寝してしまうレベルだった。「まあゲーム上大丈夫だし…寄り道我慢できねぇ…」って感じで30時間以上も寄り道した結果ゴリゴリに怒られて「も、モノリス~!!!」と慟哭してしまった。許せねぇよ、そうだろ?タイオン。

結果を急ぎすぎる

基本的には芯が強いキャラで、ノアに負けず劣らず激情家な面がある。突然鉄拳で殴り飛ばしたりとかな。作中では性格や能力の優等生っぷりが強調されており、エムの入れ替わり作戦やノアの脳筋突入作戦など大胆な大立ち回りをこなす胆力もある。
かといって欠点のない完璧ウーマンかと言われればそんなわけはなく、特に僕が感じたのはせっかち気味な側面がある気がした。寿命が限られている中で何を成すか、何を残すかを一貫して考えているキャラクターで、結果を焦りすぎてしまっていることは本人も自覚しているみたいな話が作中でもあった気がする。ミヤビとの過去の回想がわかりやすいが、軍人で戦果を挙げることができる能力はあるのにおくりびとに配属され、苛立ちをミヤビに隠し切れず冷たい態度を取ってしまうシーンなんかは人間味があった。「そういうのいいから」ってセリフ、生々しすぎて興奮した。
(クエスト逃してるだけかもしれんけど今思えばミオのおくりびと配属の理由が何も言及されていない、エヌがミオを前線に出すのを嫌がって仕組ませたとかだったらコイツホンマ…ってなる)
他にも早く女王に会わないと、と思うあまり自分がメビウスで追跡されている可能性を見落とすなど抜けているところは少なからずあり、仲間たちがきちんと補完してくれていたように見ていました。贅沢言えばニアとの絡みとかノアミオのイチャイチャをもっと見て脳を溶かされたかった。

ノアがミオとの悠久の時間を強く求めたことに対し、ミオは自身の限られた時間の中でどうノアと過ごすかに重きを置いていたため、次第にすれ違っていき結果的にはメビウスにされてしまう。故郷が滅ぼされ、変わり果てた想い人と自身の境遇を踏まえたうえでも、エヌをノアに戻したいという想いでせっかち気味な彼女が長い時を耐えてきたと思うと「ふ~~~~ん、つらいじゃん…」とプレイヤーが精神的なダメージを受けてしまう。

エムは今のノアとミオに希望を託し、エヌを救ってほしいと願いながら消えていきます。取り返しがつかなくなり、すべてを喪ったエヌは完全に狂人へと変貌してしまいますが、ミオは決してあきらめずに声をかけ続け、なんとかギリギリで彼の魂を救うことに成功しました。
当然エムは何度も何度もエヌに声を投げかけていただろうし、それでも届かず、二人でかけがえのない日々を過ごしていたあの頃に重なった今のノアとミオに託さざるを得なかったのかなと。最期こそ笑っていましたが、その胸中にはエヌとなってしまったノアと同じく、自分だけでは何もできなかった後悔や無念を抱いていたのではないかなと。
エヌとエムはお互いに想いは同じはずなのに、抱いている焦燥すら同じだというのに、それでも二人が分かり合えなかったのはゼットという世界そのものの介入があったことに起因する。ならばそれを斬る、想いを捻じ曲げる”歪み”を断つとノアが決意する流れはゼノブレイド3でも最大風速の流れでしたね。

総じてミオという存在はある意味ゼノブレイド3の超中心人物とも言え、そのクソデカ感情からプレイ前とは印象が全然違うキャラになりましたね。また逢えるといいね…。

髪型選択に物申す

ミオの重大な要素としては、終盤に髪型をショートにするかロングにするかの究極の選択を強いられます。(設定で変更可能だけど)
僕はエムの想いのおかげで希望が繋がっている面を意識したかったこととロングのミオちゃんが純粋にえっち美人だったことからクリアまでロングでやりました。休憩所で長くなった髪の手入れをしてくれるミヤビとかお出しされたら尊さで即死していたので今思えば危ない橋を渡った。

ロングも可愛いだろうがよぉ!!!


このゲーム、不満点(というより改善してほしい点)は色々あるにはあるけど、だいたい僕は流せる。だが1つだけ明確に文句を言いたい部分がある。
エンディングを始めとした正規のムービー(?)ではロングを選んでいてもミオの髪型が強制的にショートに戻るのだ。なんで!?いつ戻ったの!?じゃあ髪型を選ばせた意味は!?と思わずにはいられなかった。元から正規のムービーでは勝手に衣装も戻ったし今更だろとも思われるかもしれないがやはり納得いかなかった。
前作ではカフェオレのホムヒカ呼びがエンディングムービーで反映されてたのにこっちはされねぇのかよと。モデル二つ使わないといけないとか納期的な問題もあったのかもしれないけどプレイヤーに究極の選択的な感じで選ばせてるのにそんなところで妥協してほしくなかったというのは正直な気持ちです。


戦闘ボイスにニアの血を感じられるよね

戦闘面ではマジでなんでもこなす印象。
本職の疾風士はアーツをガンガン撃てて回避盾役として自操作でも楽しめました。終盤ではユーニを盾運用していたことが多かったので回復職の運用でしたが充分こなしてくれたし、ローンエグザイルでダンバンさんプレイするのも楽しかった。やろうと思えばアタッカーも全然できそう。ミヤビを編成するなら火力が出る職に就かせたいところ。
「こんなやつらに遅れは取らない!」みたいなボイスあった気がする。なんかやたら好戦的なボイスがたまにあってしっかり血は受け継がれてそうだった。

これは何回でも言うんですけど作中のミオちゃんのモデルの完成度相当エグいのでモーション等含めて超かわいいです。
これだけでもゼノブレイド3の良いところと言えるぜッ!!!


ランツ

ランツはかわいい

初代ゼノブレのラインと同じくらい馬鹿だけど思慮深さはギリギリ勝ってそう(失礼)な本作のメイン盾役。ブレイドのデザインがめっちゃ好き、タチャンカみたいな機銃掃射好き。ファッションは自身の衣装以外何一つ着こなせない。

「ゼノブレイド3、見た目は女性陣のほうがかわいいけど中身は男性陣の方がかわいい説」は彼にも適用される。
「タイオンに教本の内容聞きたいけど声かけづらいランツ」「タイオンとハイタッチしたいランツ」「温泉でメイン内一人だけはしゃぐランツ」「ゼオンと小学生みたいな喧嘩をするランツ」「後輩から指導希望が来て露骨に機嫌が良くなるランツ」
ほら!!!かわいく見えてきたでしょう!?

一緒に解決策という道を探してくれる

そんなかわいいランツくんですが初代盾役だったラインを思わせる熱血漢、男らしい側面も見せてくれます。特に五話ではメインでかなり絡んでくるキーマンな上、エルティア海で加入するヒーローはどちらもランツが継承することやサイドストーリー発生も五話からのため、実質五話の主人公では?と思ったほどに活躍は多かった。
サイドストーリーの完成度は評価している方も多く見受けられ、僕も終わり方の余韻が大好きなシナリオです。

「昔は楽だった」「けれど真実を知ってしまった以上、自分の信じるものを通したい」「自分の道くらい自分で見つけろ」といったスタンス、決してなんとなくノアについて行ってるというわけではないことを証明してくれています。
ヨランの件から自身の生き方についてはパーティー内でも特に悩みを見せるキャラクターであり、戦うことだけがすべてではないことをシティーの人々から学ぶ、将来はああなれるかもしれない、けれどまずは”将来”を掴むために自らを闘いへと奮い立たせる、そんな葛藤を感じましたね。

マシロのヒーロークエスト、題材は凄かったと思うんですけど尺が短すぎてプレイヤーが若干置いてけぼりだったのが勿体なかったな~。(マシロの葛藤はマシロが生きてきた背景をもっと掘り下げてからじゃないとカタルシスを感じにくい)
あくまでサブクエなんで(サブクエでやる話ではないが)仕方ないと割り切るとして、マシロ関連のランツは超イケメンです。お世辞にも精神面が強いとは言えないマシロに前を向かせ、コロニーミューを引っ張って行くために必要なのは何なのか一緒に模索している姿を見ていると人に寄り添う才能に長けているのではないかなと感じます。

要所は外さない男

ノアミオも勿論そういった面はありますが、より対等な立場で、より具体的に本人が進みたい道を一緒に探してくれる、といった側面は遠慮なくズバズバものを言いつつも「んで?どうしたいんだよ?」に繋げることができるランツの魅力ですね。(ユーニもそういう側面強いかも)
ちなみに適正Sの星旗士の衣装は冗談かと思うほど似合わない。

うん……

ランセナというコンテンツ

ウロボロスコンビでは多分一番やり取りが少ない感じだったけど、最初から仲は良かっただろうし、なんかセナとは背格好や休憩所の筋トレ見てると仲の良い兄妹みたいな関係性になってるなぁ~という感想でした。まぁ収容所のシーンとエンディングでは発狂しかけましたけど。
五話冒頭~収容所のシーン、人に寄り添う才能を存分に発揮して相方であるセナが抱える誰にも話せないような小さな、けれど本人にとっては大きな劣等感を解きほぐしてくれます。
「なんでいつも…一人なんだ?」
普段は楽しそうに振舞っているのに、嘘がつけないインタリンク時の記憶から感じる確かなセナの孤独。彼女が抱えるものに手を差し伸べることができるのは、自分しかいない。そのことはランツ自身よくわかっていたんだと思います。だからエヌとの初戦でセナが”本当にやりたいこと”を見つけたときに二つ返事で彼女に付き合ってくれたんだと思います。馬!!鹿!!!
ランセナ、過去の劣等感から自分の命軽く見がち、お互いにノアミオから半日くらい正座で説教されてほしい。
エンディングでは全員「らしい」別れ方をしましたが、唯一涙をこらえることができなかったセナに対していつも一緒にやっていた「筋トレ忘れんなよ」って言葉かけるの沁みませんか?僕だけすか?
ランセナはいつも筋トレしてるっていうのをプレイヤーに刷り込むためにしょっちゅう寄る休憩所で筋トレする二人映すの、ここで一気にドーン!!!!ってプレイヤーにぶっ放す”溜め”なの恐ろしいですよね。

ランツ闇堕ちってなんだよ

最近考えるのはもしヨランではなくランツが犠牲になっており、メビウスとなっていたらどうなっていたか、です。(そもそもゼットがメビウスにする基準は謎ですが”面白いから”を基準とするならノアミオにかかわりある人物がメビウスにされがちなのも納得が行くのでは?とかなんとか)
メビウスになると生まれ変わる前の何度も繰り返してきた”自分”を見せられるとヨランは語っていました。ヨランは何周したところで劣等生であった自分に絶望してしまう背景があり、ゼットはそれらをすべて知っていて、そういう人物を狙ってメビウスにしている可能性もあるのかなと考えています。クッソ性格悪い。
で、ランツの場合は完全に妄想するしかないんですけど、ヨランの過去を見る限り人の本質は変わらないと思うので、ほぼ確定でディフェンダーをしていて、仲間を庇って戦死しているのが丸いのかなと。
そして自分の命を張ってまで守った仲間は結局追撃にあって戦死してしまうまでワンセット。では俺は何のために命を張ったんだ?結局守りたいものは何も守れないままじゃないか、こんな役立たずが居ていいものかと考えるのではないでしょうか。
執政官となった彼は堅守で名を馳せるコロニーを作り上げ、攻めることに消極的な異端として他の執政官から疎まれてそうとか、兵士から火時計がまずいから攻めないとならないと打診をされても聞く耳持たなそうとか現れたセナにとどめ刺されそうとかそんなどうでもいいランツ闇堕ちの供養です。
~妄想終わり~

いい案があるぜぇ!(嫌な予感)

戦闘面では堅実に盾役をこなしてくれる…のだが無駄に回復職二つも引き継ぐので結構ヒーラーもやらせていた。無双刃とか結構ランツのイメージが強い。(なぜ)
初期TPが15という悲しみを背負っている。TPはそのキャラの頭の良さ、厳密には戦術的、柔軟な動きができるかどうかの指標で決められていると考えているので、もれなくTP15のキャラは「でもコイツ頭ランツなんだよな…」とか思ってしまう。マシロもミヤビも悲しみを感じるぜ。
ってかニアは仮にも場数踏んでるだろうが、お前何年経とうが脳筋かよ。
逆にやることなすこと脳筋のノアはTP30とミオよりも高い。その戦術性本編にもう少し反映させてくれ。

真面目?にランツを語ったが海の漢の三(四)番勝負でタイオンと意気投合してキレ散らかしてたり、基本馬鹿なのでよくいじられていたりと高校生感もあって愛着持てましたねぇ!

セナ

セナはかわいい

本当に強い女、妖怪筋トレ強要女、頭まで筋肉など数々の異名をもつ恐ろしいヤツ。

ユーニもやるよね^^

僕が語りたいセナ唯一の魅力、それは何を着せても基本なんでも可愛いということだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

クソダサマフラーもセナちゃんなら可愛い
帽子可愛い、オニギリしか料理出てこんけど
ゴンドウの舎弟じゃん
かわ…エッッッッッッッッッッッ

「セナちゃん何着てもかわいいね~お人形さんみたいだわ~」とか孫をかわいがるおばあちゃんみたいな感想しか出てこない。
ルックスが罪です、魔性の女だ。
おすすめはヘヴィーガードでランツと揃えて兄妹感を出すことです。二人並んで腕組とかして仁王立ちしてる画像skebで注文したいくらいほしい。

お祭りに来たカップルと兄妹


クラスが変わることで着せ替えができるシステムを最大限に活かしてアドを稼ぐセナちゃんを是非着せ替えさせまくってください。僕は30分おきくらいにセナちゃんの格好は変えてました。

ウロボロスのデザインもタイオンの次くらいに好きで、小柄なウサギっぽくてかわいい~と思っていたが初登場時の大迫力ちゃぶ台返しでラムダの食堂ぐっちゃぐちゃにしたシーン思い出すとかわいくは無くなる。

同年代くらいの子とは基本彼女が絡むことになります。特に目立つのはシャナイア、ゴンドウ、ナギリとの絡みでしょうか。
シャナイア、本作で1,2を争うレベルで好きなキャラなんですよね。
(こっからシャナイアについて長々と語ります)

シャナイアについて

本作の敵役の9割はメビウスだと思うんですが、メビウス自体の退場の仕方は関係各所で言われている通り特撮の怪人並みです。もうほんと一部しか鮮明に覚えていないし、誰が誰だったかもあんま思い出せない。
そんな中でもシャナイアはメイン6話での退場の仕方が滅茶苦茶好きなんですよね。敵役の死に方としては一番インパクト強いのでそりゃそうなんですが。

何一つ望むものが手に入れられず、ただただ失望と自己嫌悪を繰り返す日々、そんな中「10年という決められた寿命を繰り返す」異種族が現れて、その種族に仲間入りできるよ!と甘美な誘いがあれば今の自分を変えたい、やり直したい人間が出てくるのは当たり前な気がしますよね。
一見停滞した年月を繰り返すだけで悪いようにも取れますが、シャナイアにとっては現状を打破し、自らの道を再構築したいという彼女の信念を感じること、何より人々が自分で未来を選択する世界を望むノアにとってシャナイアの選択は尊重されるべきものであり、ノアからはその最期に対して苦しくも否定する言葉は出ませんでした。

いつの間にか「姉の代わりに自分が戦う」と誓った誇り高い拳銃型のブレイドは最期には自らへの諦め、或いは次の自分への期待というあまりにもエゴに満ち溢れた使用法を以て汚されており、シャナイアのブレイドが実は姉のものだったと後ほど知った際は「さ、最悪~~~~~!!!!」と叫んでましたね。姉、浮かばれねぇ…。

んでもって特筆すべきはセナに対してこれでもかと禍根を残していっているところが最低で好き。

普通嫌うところだろと思うかもしれませんが、ノアミオのように思考が優等生寄りなキャラが多いこの作品において、シャナイアのように年齢相応の悩みや自分勝手ながらも理解を示せるような激情をぶつけてくるキャラもきちんといるんだと分かって以降好きになっちゃったのよ。

僕の解釈ですがシャナイアはゴンドウのことは900%嫌いで、シティーを裏切ると決めた日から絶対に最悪な死に方か殺し方をしてやると思っていたに違いありません。百合ではないです、解釈不一致です。
結果としてここから始まる自分の怨嗟、復讐を「始まり」と称し目の前で自害するという常人ではトラウマ必至の訴えかけを行ったわけです。そしてセナはシャナイアの目論見通りかなりの傷を抱えることになり、どうすれば救えたのか、何が間違っていたのかを苦悩させることに成功しています。

問題は本命のゴンドウの方ですね。
これも僕の解釈ですが、ゴンドウはシャナイアのように弱き者、持たざる者が一番嫌いでしょうし興味もないと思います。ただしそれは武力での話であってサイドストーリーではシャナイアの才能を正しく評価し賞賛しています。親子のしがらみを嫌い、自分は自分であると(その時点では)考えているゴンドウにとって”姉の代わりに”とつまらない理由で向いてもいない兵士を続けるシャナイアの存在は本当にうっとうしくて理解もできない、しようとも思わないんだろうなと。

理解したくても、できない


(一応本人は「絵の方が向いてる」ということを自分で気づいてほしくてシャナイアに明言していなかったと思うんですが、言葉足らずが過ぎるというか、そんくらい自分で気づけの域を超えているというか、なんかキャラとしてゴンドウはあまり好きになれませんでした)
そんでそんな存在が目の前で自害しても多分ゴンドウ何も思わないです、なぜなら理解ができないから。
ゴンドウにとっては今を生きる人々(=シティーやアグヌスキャッスルの人々)の方がはるかに大事でしょうし、シャナイアのことでうじうじ悩んでるような時間はないわけです。
セナに関しては完全に巻き添えですが、ゴンドウに禍根を残しつつ、いつか超えるというシャナイアの目的はゴンドウという人間の在り方を1ミリも理解していないがゆえに全く達成されていないあたりが哀れで、孤独で誰かに振り向いてほしい10代の少女らしさを感じ、そこにキャラクターの魅力を見出しました。

イカれた女の顔を表現するのが上手すぎる

復活してんだけど?

これで終わりだったら後味最悪すぎて逆に最高だなって思ってたんですけど流石にシャナイア復活した。メインではなくサイドで。まぁこれで終わりじゃないよな~と思いつつムービー眺めてたらなんかメビウスにされてた。(ここの目覚めるシャナイアクロスのラストっぽくて興奮した、それはそれとして続編ください)
いや、メビウスにすんの話違くないか?
シャナイアの望みってあくまでやり直しだったはずだからメビウスになって停滞した時を支配し、眺める側じゃなくないか?詐欺師じゃんメビウス。
実際シャナイアはメビウスになったことを告げられて最初は違和感のある反応をしていたと思いますが、なりたい自分になるためにゴンドウとの決着をつけ、自分が本物となるためにシティーを強襲します。メビウスのクソダサスーツが似合ってないランキングぶっちぎりの1位。

本当に似合ってない、着替えろ


能力は”周囲の時間や空気の流れを止める”というもの。一見チートですがこちらもチート剣で対抗したのはご愛敬。
メビウスの能力って何に沿って発現するんだろ。エムがなぜ乗っ取りの能力が発現しているのかとかその辺の考察はいつか別でまとめてみたい。

メビウスとなった後もゴンドウに対する執着は変わらず、最期は彼女がゴンドウから認められていた部分があるのに、それを自覚することができなかったことを悟って生涯を終えます。
シャナイアの母親は最後まで彼女自身を見てくれることはありませんでしたが、シャナイアは母親を殺したりせずに複雑そうな顔をして見つめるばかりでした。母親に対して何を思っていたのか、考えたんですけど正直わからないですね。
母親を喜ばせようとウロボロスを目指していたのは確かでしょうが、自分自身を見てほしい愛してほしいといった渇望は描かれていないように見えました。シャナイアは母親に何を求めていたのか、それさえも忘れてしまうほどには追い込まれていたしゴンドウに執着しすぎてしまっていたのかもしれません。だから恐怖の顔を浮かべる母親を前にしても「結局私はどうしてほしかったんだっけ?」と何もできなかったのかも。

セナとシャナイア

大幅に逸れましたがセナの話に戻します。セナとシャナイアは抱える劣等感は似ているけど本質は似ていない。本編をやった人ならば全員理解できることでしょう。
実は初見でシャナイアを見て、シンパシー的なものを感じるセナを見たときこれはシャナイアはセナ継承でヒーロー参戦待ったなしやな!とか思っていました。結果は地獄を見ましたが。

セナがシャナイアに対して色々と考え、苦悩してしまうのは一歩間違えば自分もシャナイアのようになっていたかもしれないというノアのエヌに対して抱えているものと似ている不安があると思います。
”親”というセナには存在しない概念から往く道を定められてしまうシャナイアに対し、場合によっては死に方さえも選べないセナ。
お互いがお互いに持っていないもの(セナは親や子供の存在や10年以上生きていけること、シャナイアはどれだけ納得のいかない上手くいかない人生でもやり直せる渇望を満たせること)をうらやましく思ってしまう、なぜ”持っている”のに息苦しそうに生きているんだという妬みにも似た感情が介入してしまう、そんな二人の道が相容れるわけはないという現実を突き付けてくる関係性だった気がします。
しかし、そんな中でも必死に自分の価値を見出そうとし、実際に折れずに立ち向かい続けるセナをシャナイアは超えることはできませんでした。超える、というよりなぜセナのようにはできなかったのだろうと自責の念を感じたというべきでしょうか。家庭環境の要因も大きいですが、セナとシャナイアの決定的な違いもそこにあったのは確かですね。

オニギリ

セナちゃんどう考えても料理できなそう…と思ってたらオニギリは好評らしい。トマト潰す係とかじゃなくてよかった。
7号+オニギリ=ナギリ。
心無きの少女の胃袋を掴む脳筋オニギリのシーン、地獄の連続で正直疲弊していた僕の心を癒してくれた。まぁその後地獄を見ましたが。こんなんばっかかよ。

なんで敬語になってんの


ナギリについては別記事で語るとして、ナギリ編のセナは今までの旅で得たものを誰かに分け与えてあげたい、伝えてあげたいというセナの優しさ、強かさを全面に出してきて「セ゛ナ゛ち゛ゃ゛ん゛」と彼女の成長を感じることができ、心の中のおばあちゃんが泣いちゃいました。セナメインのサブクエ、本編でやってほしいやつ多くないか?(メインキャラのサイドストーリーは全部本編定期)


力isパワー

戦闘面でセナちゃんはほぼほぼアタッカーだと思います。少なくとも僕はそうだった。フルメタルジャガーや攻騎士が育成もしやすくて火力も出るからお勧めかも。

特筆すべきはウロボロスオーダー達成時の豪快な火力ですね。連撃はしないけど一発一発がデカくてボスの体力ゴッリゴリに削ってくれる。
終盤ではインチキソードが解禁される上にだいたいウロボロスオーダー達成前には敵が死ぬので目立たないですが、中盤くらいまではメイン火力で頻繁に自操作していました。

終盤のチェインはセナに初撃でブレイクさせてからヒーラーでダウンさせつつ99で止めて、ノアで150%達成しつつスマッシュを決めるのが自分の鉄板コンボでした。ウロボロスオーダーで全員復帰した際にTPが多すぎるノアだと100を達成しちゃうんですが、セナのTP15という数字が絶妙にいい塩梅で2回くらいなら復帰してもファーストポイント込みでギリギリ100行かないので追撃しやすいのも好き。

終盤はサブ火力くらいにはなってしまいますが、必ず戦闘には参加なのと、別に活躍しないわけではないので前作のジークほどではないです。タキオンスラッシュが頭おかしすぎるのが悪いって感じです。

メインシナリオはノアミオやタイユニの存在感結構強いのでメイン6人では一番出番が少なめですが、サブの存在感は本当に強い!って感じなのでエンディングで一人だけ泣いちゃってるのを見たときは「セ゛ナ゛ち゛ゃ゛(ry
大好きなキャラです。また2人で筋トレ…してくれよな…。

拳合わせるの好き

ユーニ

ユーニはエロい

なんですかこの最低な小見出しは。
でも…でも言わせてほしんだよ!!!発売前から「こいつだけエロすぎじゃね?」と思っていたんです。クリアしてから思うんですよ!!!「ユーニ、エロくね??」と!!!!!!

おかしいじゃんその恰好!その乳!!!
某白銀さんよりはちょっとだけマシだけど!!!!!!!あれはもう法に触れてるレベルだから!!!!!!
休憩所で豪快に寝てたりとか無防備すぎんだろ舐めてんのか?????????

デカすぎんだろ


だいたい開始一時間で混浴してんじゃねぇ!!!!!マジで俺の脳がバグって幻覚見せられてんのかと思ったわ!!!!!!!!
お父さんそんな子に育てた覚えはありませんよ!!!!!!!!

発売日はこの話題でTLが湧いた問題のシーン

はぁ…はぁ.…すみません落ち着きます。

ツッコミの女

そんなユーニはお笑いコンビモンド×モンドのツッコミ担当である。
相方のタイオンとの夫婦漫才もさることながらバラエティ番組などでグレイやアシェラと共演した際のツッコミがキレッキレであるため視聴者からとても好評です。彼女のキレのあるツッコミがないとゼノブレイド3の休憩所の会話はもれなくカオスとなり果ててしまう、なくてはならない存在だ。
ちなみに本当にユーニくらいしかまともな思考をするメンバーがいない。
お前にすべてがかかっている。

ユーニはイケメン

ユーニは発売前のイメージ通り男勝りの姉御肌キャラ。
コンテナを蹴り飛ばしたりヤンキー座りを始めとした数々のヤンキームーブで脳筋ゴリラしかいないケヴェス出身なんだなと改めて実感できる。
そんな彼女だが羽をいじるモーションだったりフォーチュンクローバー集めが趣味だったりとしっかりかわいい側面がある。
あるのだが相方のタイオンがあざとすぎる萌えキャラのためどちらかというとイケメンキャラである。アシェラとかいうイカレ女のヒーロークエストとか前後編両方とも最大限アシェラを尊重しつつも彼女の”終わり”を否定して「アタシが”終わり”を見つけてやるよ、見つからなければアタシが望み通り殺してやる。」とエゴにまみれた最強のイケメンムーブかましてきて「きゃーーーーー!!!!ユーニさんこっち向いてーーー!!!!」と勝手にファンクラブの会員になってしまったし、アシェラを堕とした。この女ヤッバ。

距離感がバグっている

特に相方のタイオンとの話なんですがユーニは男との距離感がバグってるほど近い。ノアミオがこの世の終わりなので気づかないかもしれませんがタイユニも大概で、要所要所で「お前はタイオンの彼氏か????」って会話が出る。赤面するのはいつもいつもタイオン。
タイユニどっちもお前のことは僕(アタシ)が一番よく知ってるみたいな会話ちょくちょく挟んでくるから本当に狂う。

タイオンが喋って後ろでニヤニヤするユーニ好き

お前タイオンだから良かったけどな?現代で同級生にそんなテンションで接したらもしかしてユーニさんって俺のこと好きなのかな?ってなるぞ。

エンディングのタイオンのやりとりは何ですかあれ。幻覚を見せられたか?
四番目をフォーチュンクローバーとかけている説Twitterで見かけたときは天才か?と思った。Twitterは天才のオタク排出しがち。
タイオンのことは最高の相棒だと思っているけど単純に気恥ずかしいのと、ここでそれを言ってしまっては本当にお別れみたいになってしまうのが嫌で、タイオンは絶対に真意がわからない言い回しをして、いつも通りからかって、笑顔で別れたかったんだろうなと。
タイオンからもらったレシピは生涯大切にしててユーニの子孫に受け継がれていたりしてほしい。戻った世界では少女時代からやり直しになっているような描写だったのでレシピが残っているかは不明だがこれで無くなってたらあんまりすぎるので残っててほしい。いつの間にかポケットに入っていたけど何故かとても大切なものに感じられて携帯しているとかでもいいよ!!!!

ユーニは乗り越えられる

ユーニは恐怖の表情で骸となった自分自身を見つけます。そんなことある????体験として嫌すぎるでしょ。
タイオンの作中最強のケアによりなんとか落ち着きを取り戻しましたがあのまま抱え込んでいたらユーニは潰れてしまっていたと思います。
休憩所でハーブティーを振舞ってくれて以降明らかにタイオンの淹れてくれるお茶を毎朝飲まないと落ち着かない体にされちゃってるの好きすぎるし、あのハーブティーを飲んだことで自分が一人ではないこと、たとえ困難や不安が大きくても共に乗り越えていけることに気づくことができたんだと思います。
アナイアレイター破壊時にトラウマを抱えながらもディーにマウント(物理)をとってぶち抜いていくのしゅき~~~~ってなったし、ラスボス戦で前に進むことは怖いけれど、それに縛られてとどまってはいけない決意を語ってくれたのも嬉しかったです。
でも因縁のあるディーやエックスとの決着にほとんど関わってこなかったのはちょっと勿体ないのでは?と思ったりした。

ユーニはタイオンの相方をしっかりこなせるだけあってかなり聡明であり、相手が求めるものをいち早く見出し、提案だけでなく「とっととやるぞ!!!!」と引っ張ってくれるのがいいところですよね。
マシロのように気が弱かったり立ち止まりがちな人には、まず一緒に道を探して、やるのかどうかは相手に委ねるランツ。アシェラとかグレイとかモニカとか我が強すぎて手に負えない上に抱えるモノがでかすぎて奥底で縛られてしまっている人には真っ向からぶつかって無理矢理にでも引っ張るユーニ。ゼノブレイド3はそれぞれのヒーローとクラス継承という形で深く向き合うメンバーがいるのが地味に好きなポイントですね。

落ちろ!(乱入)

戦闘面では基本ヒーラー、終盤はディフェンダーやらせてました。ロストヴァンガードやらせているときにノアがグラビティブロウやファイナルラッキーセブンで浮かせた瞬間にスマッシュを叩き込んでしまう事件が発生した。
ノアがカッコよく決めようとしているのに先に叩きつけてしまい、ランツあたりから「ユーニ…お前…」みたいなこと言われて微妙な空気になってそう。「気にしなくていいんだぞ!ユーニ」
序盤はどうしてもダウンすることが多かったので、パワーサークル置きながらあっちこっち走り回ってて忙しそうだった。

こんなヤンキーなエロいお姉ちゃん好きになる未来しか見えねぇ。発売前は俺のサイドエフェクトがそう言っていたんですが、結局好きになってしまいました。タイユニはてぇてぇ。


タイオン

タイオンは超絶萌えキャラ

お待たせしました。ゼノブレイド3をクリアした方ならご存じかと思いますがコイツが本作最大の萌えキャラです。
タイオンの萌えポイントは語り始めると日が暮れるので一部だけにします。
・赤ちゃんを触って変な声を出す
・屋台の食べ物のトッピングで一生迷う
・マフラーを馬鹿にするとキレる
・小学生並みの煽りでキレる
・お茶を淹れるのは上手いけどメシマズ
・「タイオンならやれるよね?」できなそうでもやれるとも!って答える
・頼りにされたり褒めてもらえると眼鏡クイッしながらドヤ顔する
・恥ずかしくて素直にハイタッチとかできない
・全員が兵士の拘束を振りほどくシーンでタイオンだけ苦戦してる
・四番目の相棒発言に滅茶苦茶うろたえた挙句三番目にしてもらおうとする
コイツ…かわいいな?
ピクニックすると決まったとき一番荷物が多くて「お前が一番楽しみにしてるじゃん!」って言われるタイプです。

序盤から既に怪しかった

イスルギが絡むと変なテンションになって温泉探し始めちゃうしナミさんが絡むと初恋のお姉さんに対する中学生みたいな挙動不審見せちゃうしほんとにあざとい。でも初恋であり恩師でもあり、自分が未熟なばかりに殺してしまったお姉さんが転生してロリになって自分が師匠ポジになりましたとか性癖拗れ過ぎなサイドストーリー考えたライターは中々キマっている。

この終わり方、この距離感なの構図が天才なんだよな

発売前はいけ好かない理系眼鏡で技名にエリートとかつけそうとか思ってましたすみません。エリートだかなんだか知らないが…あまり調子に乗らない方がいい。

タイオンいなかったら詰み

これ三話くらいからずっと言ってるんですけどタイオン何でもし過ぎてタイオンが居なかったら早々に旅が詰んでいた。有能すぎる。

とにかくタイオンなんでもする。ナビゲーションが完璧すぎる上に不測の事態が起きても状況に応じた柔軟な対応もできる。逆にタイオンがきちんとプラン立てたりしてあげないと行き当たりばったりすぎて障害が増え過ぎていたでしょうね。まぁ結局振り回されて最終的に行き当たりばったりが好みになってしまうんですけどね。発想がゴリラに染まってしまった。

ムービーでの戦闘においてもとにかくモンドくんが便利過ぎて防御やかく乱、ウロボロス状態ならメビウスすら出し抜けるほどの応用力を見せてくれた。個人的にはイスルギ軍務長と共闘してるムービーが好き。
なお、エム戦の「そうか、気配か!」による乗っ取り看過について少なくともメインクエスト内で一切説明はない。いや説明している場合ではなかったのだけれども!なんか凄いことしてなんか看過できましたは勿体ないだろ!だいたいミオとエムの入れ替わりには反応しねぇのかよ!反応しないのは本質的な魂が一緒だからとかそういうやつですか!?僕は失望を禁じ得ない…。

気遣いの鬼か?

タイオンは誰よりも繊細であるがゆえに、他人の抱えてしまっているものに敏感です。それらに気づくだけではなく、なるべくその人が抱え込み過ぎないように行動に出していくのがタイオンのイカすところです。
作中でイスルギから言及に合った通りタイオンは持ち前の優しさで人を惹きつけ頼りにされていきます。コロニーの後輩達からニイナ、カムナビのような大物まで彼の持つ技能と人間性に救われ、自然と人が集まってくるんだと思います。

ユーニにお茶を振舞うシーン1億点くらい出せる。様子がおかしいユーニに対して得意のお茶で落ち着かせて、聞ける部分だけ聞いて深くは立ち入らないタイオンまじで、マッジでお前そういうとこやぞ(語彙力

実益になったようだな←好きすぎる


タイオンは誰よりも皆を信頼している

タイユニの距離感やっぱりおかしいよ…。
話進むにつれて「そう言うと思っていたさ」とか「頼りになるやつが隣にいるから」とかもうオタク君殺しに来てるんですよね。
いちいちユーニに「それ自分のことだよね!?ね!?」って確認しちゃうのかわいいからズルい。
「君はもう少し繊細なタイプかと思っていたが」は、ハーブティーのシーンを思い出すと相棒は気丈に振舞っているが実は繊細で、気遣って支えてあげないといけないというタイオンの優しさを全面に出していた。しかし、相棒から感謝の意とも取れる返しを受けて照れちゃいながらも、もう大丈夫彼女は強いと一層彼女との関係を深めることができたんだと思います。
インタリンク時のバトルボイスもこの二人が一番好きですね。
「行くぜ!タイオン!」「行けるか?ユーニ!」
二人だけの信頼関係を短いながらも声によって表現できる声優さん本当にすごい。

これはユーニに限った話ではないんですけどタイオンが段々とケヴェス勢を信頼していく過程も好きでしたね~。立場上一番マイナスな感情でスタートしたと思うんですが、なんだかんだとコロニーの問題に首突っ込みまくるメンバーを最大限サポートしたり逆にイスルギ関連など世話になったりで持ちつ持たれつを続けた結果、「君たちと戦えてよかった。」って言ってくれるタイオン無限に好きなんだよな。
ラスボスのイベントチェインで「僕たちならやれるさ!」から入るのシンプルにいいよね…。

俺もお前と旅ができて良かったよ

誰よりも敵対陣営を疑っていたようなタイオンは、別れ際には本当に別れたくないように、走って、膝から崩れてしまって、名残惜しんでしまう。この出逢いがこの旅がタイオンにとって最大の財産になってくれたんだろうと、そう思えただけでもゼノブレイド3は最高だったと僕は言えます。
DLCで大人になったタイオン出てきて「こうしてまた君たちと戦えるなんて…光栄だよ」とかベタベタなセリフ言われても泣く自信はある。

激ロー!

戦闘面では高いTPを活かすためにほとんどヒーラー。ごくたまにアタッカー。アーマーも割っていないのに虚偽の激ロー報告をしてしまうのがたまにキズ。公開VCで「割れてねぇじゃねえか!!!!」って文句言われるぞ。
初期TPが40と存分にインテリを発揮させてくる。何度タイオンでリミットポイントさせたか分からないほどお世話になった。ストーリーだけじゃなく戦闘でも仕事が多い男。
タイオンのウロボロスオーダーの演出相当好きなんだけど滅多にタイオンを締めに持ってこないので自分の中では激レア。

クソかっこいいけど1番使いづらいやつ

ゼノブレイド3のキャラだいたいみんな好きだけどタイオンが放つ異常なまでの存在感に魅入られ、プレイ中の筆者のツイッターは一時期タイオンで埋まってしまうくらいにはタイオンのこと推しになってしまった。
ありがとうタイオン、ありがとうゼノブレイド3。

おわりに

な、長かった~。まだ足りないけど書きたいこと書いてたら2万字超えたし書き終わるのに1週間かかった。
自分でもこんなに語れると思ってなかったので想像以上にゼノブレイド3のこと好きだったんだなと。
このペースでヒーロー語ると一生終わらないのでもしヒーローのこと書こうと思った時はもう少し短くします…。

そんなこんなでゼノブレイド3を2からそんなに経たずに出してくれたこと、任天堂並びにモノリスソフト様には感謝しかありません。最近知人がシリーズ全部出てるし1~3スイッチでやってみるよ!と始めてくれて死ぬほどうれしかったですし、スイッチで全シリーズ出したのガチで英断だと思います。
だから頼む、クロスの完全版も出してくれ、頼む(切実
余談ですが筆者はニンダイでゼノブレイドクロスのリマスター予想したら3が投下されて泡吹いて倒れながら仕事に行きました。

こんな長々とオタクの駄文に最後まで付き合って読んでくれた人いたらマジでありがとう。それでは。


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