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母としての「罪悪感」とどう付き合うか?

みなさんは、母として罪悪感はありますか?

私は、仕事も子育てもやりたいこと全部やりたいタイプで、更に、
母として、「○○したい」「○○すべき」
という考えがある方だと思います(母が専業主婦だったので、今でも母親像のロールモデルは母だと思っているのも理由だと思ってます)。特に自分の考えを言語化しないまま生活していた時は、理想の母親像に近づけない罪悪感との葛藤がありました。

罪悪感の正体とは?

例えば、仕事はしているけど、母としても「ちゃんと」したいと思っていたので、
・一緒に居る時間が短いから、怒りたくない
・手作りのご飯を一緒に笑って食べたい
・発熱した時に一緒にいてあげたい
など、思い通りに出来ないとイライラ・モヤモヤしながら、働くことや余裕がないことに「罪悪感」を感じていました。よく子どもを寝かしつけた後、「怒っちゃってごめんね〜」と頭を撫でていました笑
今思えば、「他人」から見て「自分」が恥ずかしくないように、「ちゃんと」行動したかったのだと思います。

罪悪感と向き合ってみて感じたこと

この「罪悪感」が減ったのは、育休中に経営学やコーチングを学び、自分自身の思考の整理が出来たことがきっかけでした。「わたしらしさ」を言葉にしたことで、他人からどうみられるかではなく、私は私らしく在れば良いと思うことが出来、罪悪感を持つよりむしろ「わたしらしくを応援してくれる家族に感謝したい!」と思うようになりました。

その日から増えたのは、
お母ちゃんは○○がしたい、
今はお母ちゃんの時間だよ、
などの、自分主語にした発言と、子どもへの教育。私自身が自分に作っていた罪悪感という大きな壁を取り払うためにも、「わたしらしく」を応援してくれる仲間を増やしたかったのかもしれません。娘たちを教育し、「わたしらしく」使いたい時間を応援してもらえるように話をしました。娘たちに話をすることで、自分の気持ちも固まり、不必要な罪悪感を手放すことが出来たと思っています。

罪悪感はすべて手放した方が良い?

そして何より、「わたしらしさ」を言葉にしたことで、「罪悪感を持つなんて、、」という無意識のバイアスに気付き、「罪悪感を持ってもOK、どんな気持ちになっているかも受け入れよう」と思い、罪悪感との付き合い方が変わりました。母親だって、怒ったって良い、手作りのご飯でなくても笑って食卓を囲める、発熱して辛いときは寝ている時間も長いので母親でなくてもOK、など、見方を変えたら、思考に彩りがうまれました。

「罪悪感」はない方が良いかもしれません。しかし、人の感情は簡単になかったことには出来ません。無理やり蓋をするのではなく、こう思っているんだね!と、自分を自分で受け入れてみる。持っていてもOKだし、持っていなくてもOK、それも「わたしらしさ」と思えたことで、心が軽くなり、自分の気持ちと付き合うことが上手になったのではないかと思います。

「罪悪感」も無理して手放すのでもなく、自分にとって程よい塩梅で付き合っていけば良いのです。

あなたはどんな罪悪感をお持ちですか?
ぜひ書き出しながら、「わたしらしさ」を探してみてくださいね。

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