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#3 何切るとビジネススキル~優れた麻雀打ちは優れたビジネスマンである①



麻雀が上手くなる方法

麻雀が上手くなる方法を知っていますか?
もしくはどうすれば麻雀で勝てるようになるか知っているでしょうか

相手の顔を読むこと?運を鍛えること?イカサマの練習?(イカサマ、ダメ、ゼッタイ!)

どれも重要で諸説あるとは思いますが、特に大事なのは”牌効率”です

麻雀というのは34種類計136個ある牌を自分のターンに1枚引いて1枚捨てるゲームなんですが、この牌を
「何を引いたときに何を切ったら一番勝てそうか?」
というのが牌効率です

34種類の牌が4枚ずつある

プロ雀士と素人の麻雀打ちのレベルの違いはありますが、麻雀打ちはこの何を引いたら何を切るかを常に考えています。
逆に言うとプロと素人の差はこの何切るの思考精度の差にあると言っても過言ではありません。

デキるビジネスマンになる方法

話は変わりましてビジネスの話です。

仕事をしていると、人は一日に何回も決断を行います。小さなものまで含めたら100を超える単位でしているかもしれません。
ここでいう決断とは例えばこんなものです。

小さな決断
・今日は出社するか?在宅勤務にするか?
・休暇中のお土産を誰まで配るか?

中くらいの決断
・新しい作成物の期日をいつに設定するか?
・お客様に先日のメールの返信の催促をするか?

大きな決断
・トラブルが起きてしまった案件の謝罪をどうやって行うか?
・顧客役員への最終プレゼンに今まで提案していない新要素を加えるか?

こういった大小さまざまな決断には決定するための決断力とそこに至るまでの深い思考が必要となり、大きなものではこの精度によって成功か失敗か、炎上するか回避するかの未来が変わってきます。

要するに
「何が起きた時に何を行動すればデキるビジネスマンになれるか?」
というわけです。

麻雀とビジネスの共通点:思考網羅性

あれ?
麻雀の時も同じこと言いましたよね?

麻雀「何を引いたときに何を切ったら一番勝てそうか?」
仕事「何が起きた時に何を行動すればデキるビジネスマンになれるか?」


そうなんです。
麻雀も仕事も同じなんです。(今後このフレーズ何回も言う予定です)


麻雀では牌を引いてから何を切るか、を判断していては三流雀士です。
34種類136個ある麻雀牌のうちどの牌を引くかを全て想定し、
パターンAの牌を引いたらこれを捨てる、
パターンBの牌を引いたらこっち、
Cならそのまま捨てる、
Dなら危険だから逃げる…
というのを牌を引く前から計算しておくことで迅速かつ精緻な判断が可能になります。

仕事においても行動して結果を待つのではなく、先に網羅的にシミュレーションしておくことで大きな成果を出したりリスクを回避することができます。

仕事では事象に対してまず行動として取り得るパターンがあり
・行動A
・行動B
・行動C

それぞれの行動の先に想定される結果・リアクション・影響・リスクがあります
・行動A
 ・いい結果
 ・悪い結果
 ・中間の結果
 ・想定外の結果
・行動B
 ・いい結果
 ・悪い結果
 ・中間の結果
 ・想定外の結果
・行動C
 ・いい結果
 ・悪い結果
 ・中間の結果
 ・想定外の結果

良い結果ならその行動を取っても問題ないし悪い結果が想定されるならその行動をとらない、というのは安直に思いつきますが、更に深く考えるなら悪い結果に対してその悪い結果がリカバリー可能なのか?むしろ良い結果に好転できないか?まで考えるといいかもしれません

【悪い結果の場合】
・事前に行動Xをしておくことで回避
・リカバリーできないので該当の行動をしない
・この悪い結果により事象Yを避けられるのであえてこの悪い結果に持っていく

さらに言えば中間の結果には良い結果に持っていく布石を、想定外の結果には広くカバーできる準備をしておくと完璧です。

こういったパターン網羅、シミュレーション的な思考を麻雀の何切るで鍛えておけば仕事においても高い精度で成果を上げ、高い精度でリスクを回避できる、デキるビジネスマンになることができます。

何切る力を上げて出世しよう

今漫然と麻雀を打ってあまり勝てていない貴方はビジネスでも成功できていないのではないでしょうか。
何切るをマスターすることで仕事のステップアップができることをぜひ覚えておいてください。

え?麻雀を打ったことが無い?
麻雀打ちじゃないのにここまで読んでいただいてありがとうございます。
そんな貴方はデキるビジネスマンになれる素晴らしい競技「麻雀」、ぜひ一度触れてみてください。

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