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140km/hまでの軌跡90 「スクワットの重量挙がったのにジャンプ力が低下?」



スクワットで重量挙がるんだけど、

ジャンプで上に高く飛べない・遠くに前に飛べない。

そういう選手っていません?

そしてそんな選手って投球フォームも、なんかぎこちない…

例えばリリースからフォローなんかが…

もちろん、必ずそうだと限りませんが。。。


【ジャンプとスクワットの違い】

そんなわけでスクワット。

スクワットってそもそも胸郭拡張して体幹伸展位で行いますよね。

バックスクワットだと特に著明ですよね。

もちろんこれはケツ・ハムに効かせるなら、マストです。

というか、スクワットを体幹屈曲させて行ったら、ヤバイですよね。

「腰」大変なことになります。

ただ「ジャンプ」って飛ぶ前に一度、体幹屈曲します。

そこから、体幹伸展します。

かがんでから、足で重い上半身挙げるよりも。

体幹から誘導して挙がった方が、

効率いいですよね。

そのため、

屈む時、胸郭は蛇腹のように縮ませて、

(撓ませるの方が表現いいですかね?)

肋骨内旋します。

「高く飛んで」って言われて、

わざわざ体幹伸展位、すなわち胸郭拡張位のまましゃがんで、

飛ぶ人なんていないですよね。


【反るー丸める】

投球でも足を上げて、そこから

並進運動という一連の動きの中で、

体幹伸展位のまま、もっと言うと

ずっと胸郭拡張位のままではないですよね。

例えばチャップマン 。

足を挙げた時に屈曲し、

そこから並進運動の流れの中で、伸展していきますよね。

(この屈曲ー伸展のタイミングだったり、動きの大きさも、当然個人差あります。)


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そしてトップから胸張ってそのまま引っ張ってきて、

そこからフォロースルーでもそうですよね。

リリースからフォローで体幹屈曲、肋骨内旋してきます。

じゃないと腕抜けてこないですし。

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【肋骨バネ】

そんなわけで自分も以前はバスケのゴールにジャンプして触れたんですが、

この前ジャンプしたら触れなかった…

「マジか!」と一瞬ビックリしました。

スクワットの重量は以前より全然挙がるんです。

挙上スピードも正確に測ったわけではないですが、

当然ながら前より速くなってる気はします。

だけど届かない。

冷静に考えればそういう事ですよね。

最近、胸郭の動きが悪いのわかってはいたんです。

例えば前転とかめっちゃ、やりづらくなってる。

そういえば前方にスクワットジャンプしても、

前に飛べない…

という事は、前方に重心が上手く移せない…

見て見ぬふりしてました。。。

肋骨バネ。

最後までお読みいただきありがとうございます😊


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