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カラーサロンの全て公開 -5- 法人化・経理・初期投資と固定費

カラーって稼げるの?カラーサロンを行いたいけど、何をしたらいいの?
という疑問を、実際にカラーサロンを運営しながら公開する企画です。

個人事業主?法人?

私は個人事業主になったことが無いので、正直わかりませんが、株式会社として法人化した方が、経費などのメリットが多いと思います。
今、会社員として働いている場合でも、その会社から給与所得をもらいつつ、株式会社を立ち上げて、初年度の赤字を税務署に報告、給与所得と相殺して課税所得を減らし税金を減らすことができます。今、副業が推し進められていますので、勤めている内に副業をマイクロ法人で行うと、リスクを減らしながら税金も減らし、副業の評価を貯めることができます。社内独立(フェロー)という方法も。

会社設立は、ネットを使えば収入印紙代4万円は浮きます。私は知らずに、公証役場に行ってしまっいました・・・

会計サービスのfreeeでは、無料で会社設立というサービスを行っています。見たところ、非常に簡単そうです。

なぜ無料なのかは明白です。
freeeの会計サブスクサービスを使ってもらいたいからです。
そして、私はこの会計reeeを使っていますが、激押しします!!

絶対にやめられないサブスクの一つです。

私の場合
■法人 → freee・Illustrator・Youtubeプレミアムメンバー(広告飛ばし)
■個人 → ヨシケイ(コロナでさらにメリット大!7年続けています)

たぶん、税理士は必要ありません

私が会社を立ち上げたのは2007年で、そこから私自身で経理を行っています。私は簿記の勉強をしたことありませんので、資格もありません。
でも、できます。1-3名くらいで仕事する方は、独立しても税理士探さなくて良いのではないかと思います。

できる秘訣は、ごくごく簡単なことです。

まず、会社の経理は仕分けと給与関連の入力さえ間違えなければ、今の会計ソフトが超優秀なので、自動的に決算書や申告書を作ってくれます。

そして何より、わからなければ、税務署に聞いています。

ちょっとわからない仕分けなどは電話で。決算などは訪問して。そして、言われた通りに処理すればOKです。
一度税務署の方が計算を間違えて、そのまま決算書を提出したことがありましたが、重加算税がかかりませんでした。当たり前ですよね。税務署の人が間違えたわけですから。
ちなみに、相談せずに自分で間違えた時は、重加算税取られました。源泉徴収の申告忘れでも取られたことがあります(年2回だろ、7月のが忘れやすい)

でも、ミスして加算金が5年で20万円とかだったら、税理士にお願いするより全然安いですよね。自分で行えば、経理スキルも手に入りますし、税金のことだったり、色々と知識が増えて興味の範囲が広がりす。


freeeは超優秀です。3年前に切り替えましたが、辞める理由がありません。

銀行口座同期して、クレジットカード同期して、それ以外の経費や売上をちょこちょこ入力するだけです。

銀行口座はゆうちょをおすすめします。無料でネットサービスが利用できますし、どんな地域でも窓口があります。他には三菱UFJしか知りませんが、三菱は月額1760円のサービスに加入しないとAPIを使えないので、無料のLightではfreeeと同期できませんでした。

freeeは、わかりやすいグラフで財務状況を確認できますし、クリック何回かで、オンラインで決算申告できます。面倒だった消費税計算や減価償却も、入力とクリックで終わりです。本当、便利な時代だと感じます。

freeeで会社設立 → freeeの会計サービスも利用

これだけで、あとはあまり考えなくて良いと思います。わからなければfreeeに問い合わせすれば、何でも教えてくれます。できないことは、freeeと税務署の方に聞けば大丈夫です。ネットで調べれば、大半の答えがすぐに出てきますが、合っているかどうか判断できない場合もけっこうありますし、何より時間が取られます。

税務署という、プロ中のプロに聞くのが、一番コスパ良いです。


おすすめしたい節税対策

・消費税は簡易方式(小売や卸売などになると、節税効果が強力です)

・中古車や中古機械買うなら、減価償却は定率(額にもよりますが、一年で経費で落とせる額が、定額と比較してかなり増える)

・iDeCo(調べるの面倒だったらインデックスファンドに)と確定拠出年金。できる限り掛けると良いです。税金がかなり減り、これ以上に節税効果が高いものは、源泉徴収の最後の最後に引ける住宅ローンくらいだと思います。

・役員報酬は定額にして経費に計上できるように

・出張旅費や慶弔見舞金等の規定をちゃんと作って、非課税でもらえるものは堂々ともらう


初期投資

今回の企画では、すでに当社にある備品等を使用しますが、カラーサロンを立ち上げるとして、できるだけ経費がかからない方法でシュミレーションしていきます。

・スマホと通信費 → すでに自分が持っているものを使用(無料)※通信費は経費で落とせますが、個人携帯で使用割合5割、契約ahamo3000円で50%1500円+会社電話番号050プラス330円+通話料670円=月額2500円で通信費は計上します。

・場所と家賃 → 自宅をサロンとして使用することにします。家賃は使用割合に応じて経費で落とせますので、家賃10万円の2LDKの一室をサロンとして使用すると仮定し、使用割合30%家賃30000円/月で計算します(この3万円は自分の会社から、貸している本人がもらえます※確定申告等の各種申告が必要です)

・水道光熱費 → こちらも、家賃同様使用割合に応じて経費にできます。やインターネット接続費用も含めて、合計10000円の30%3000円で計上します。

・PC → スマホ1台だけでいけそうですが、クリエイティブなカラーリストになるべく、心機一転、中古ではなく、新品のMacBookAir(一番安いやつ)を買ったこととします。110,622円

・プリンター → 名刺や封筒、お客様にお渡しする色見本は外注(その都度仕入れ)するとして、普段の業務に使用する印刷物を作るために、コピーもできるEPSONの安い機種を買ったこととします。9,233円


・ソフト → Illustratorはカラーリストの必須ツールだと思うので、個人1年契約22,176 円(キャンペーン中でした)とfreeeのミニマム23,760円だけ使用します。後は無料アプリ等を使用します。Illustratorで、ロゴデザインや封筒、web用画像を作成します。


あとの備品や消耗品などは、購入のたびに計上していき、毎月公開します。

【初月現時点で支出】

合計165,791円
PC110,622円+プリンター9,233円+Illustrator22,176 円+freee23,760円

固定費35,500円


半年で回収できるかどうか・・・・

続く



こちらにも、有益な情報がたくさん掲載されています!