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生まれ変わると、もう一度自分になる

ニーチェの「もう一度生まれ変わると、自分になるよ」という考え方が良いなと感じました。

金持ちやハンサム、虫や動物に輪廻転生するのではなく、また自分になってしまう。だから、今あるスペックで最大限できることをやって楽しむしかない。
嫌なことばかりある人生でも、魂を震わせる体験が一度でもできれば、また自分をやってみてもいいかなと思える。
だから、希望は他人から与えられるものでは無くて、このなんだかモヤモヤする世の中でも、自分で見つけなければならない。

私は魂が震える体験をしたことありません。
好きで始めた仕事ではないので、おそらく私には、仕事で体験するのは難しそうです。趣味のマラソンでは、近い体験は何度かしたことがあるので、生まれ変わったら、また走りたいです。
カラーリストには、色の仕事で咲いてもらいたいです。
そのために、できる事は何かなと、過去の偉人からヒントをもらうために、本を読んでいます。

↑ニーチェだけでなく、有名どころは網羅されています。

最近読んだ本雑記

エッセンシャル思考の方が面白いと思いました。意味を持たせない儀式化のところは参考になりました。海外でも、こんまりさんが流行るのは、そんな理由もあったんだと。新人カラーリストも、なんらかの儀式・形式美のようなものをテンプレ化してYouTube発信すれば、世界相手に活躍できるかもしれません。
ひろゆきさん的「そんなに努力しなくていいよ」「楽して稼いでもOK」ということも書いてあって、それが現代の癒しワードなのかなと感じました。
本屋の棚も「すぐにやれ本」か「無理しなくていいよ本」の2種類ばかりなので、それなら古典読む方が面白いなと感じます。

生の術。茶道は美を見出すために、美を隠す術 → 虚栄心を満たすために、無意味に作り込んだ投稿をひけらかすSNS(このnoteがそうです)をやっていると、少しだけ謙虚になれそうな気がします。

喜んで死ぬ術。忠臣蔵に共感できず、家内への態度など、今の時代精神とは違うと思いましたが、この時代に、武士道に代わって自己肯定感を持てるのは何かな・・・と考えさせられました。

今は各々の堕落論が、SNSで垂れ流しになっています。それでもなお、大本はインパクトがあります。素人と文豪の表現力の違いであれば良いのですが。

面白いけど、面白くなくなる本

こんなにノウハウを発表してもいいの?と思うくらいの、良書でした。流石にハリウッドのプロ中のプロです。何百年と語り継がれている昔話から現代の映画まで、よく分析していて、それを非常にわかりやすく説明してくれています。
人間の脳なんて、そう簡単には進化しないので、喜ぶ物語のテンプレートはあるよ!それに沿って作られたのが、ヒット作なんだよ!と

今日、Amazonプライムで、ドラえもんの映画を子供と見ましたが、
「このシーンは、本のあの部分ね。そうすると次はこうきて・・・やっぱりな。となるとこれはあれに繋がって・・・」
というように、以前何も考えずに享受していた時より、面白さが半減してしまいました。
自分でマンガなり小説なり、何らかの物語を作るなら、そっくりこのテンプレート使うと思います。何か作る人にはとても、とてもオススメしたい本ですが、読んでしまうと、これから見る映画などの面白さが減ってしまう可能性が高いです。それでも良ければ


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