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こんなとき私は


お仕事をさせていただいているなかで

ひそかにここはものすごく気をくばってしまっている

かなり苦労しているところがある


ということに今日あらためて気づかされた。


それはお客様のこころの動きをはかる

こころをよみとるという気くばりだ。


お客様のなかには色々なタイプの方がいて

どことなくもとからぽよん とされていたり  

おまかせ~というかんじだったりすると

あまり気をつかわない。


ところが大変神経の細やかなお客様
 

神経質、神経過敏だったり

ものすごく緊張されていたり警戒心のつよい方だったり

リラックスしにくい考えることがなかなかなくならない

そんな  気  、ムード、心理  みたいなものを

セラピストとしていつも敏感にかんじている。  


それはお客様の体調、主訴、ご希望、

すなわちおからだの状態を把握したりかんじとる

仕事とはまた別の


ものすごく大切かつ

やっぱりものすごく大変な部分で


直感的にあぁこの方にリラックスしていただくのは

ものすごく高度だとか

パッとよみとって  もちろんそのことはお客様に

気づかれないようにたくみに接客をしながら


最もみあった方法で施術もさせていただくし

言葉から何から何までとにかく細心の気くばりを

おこないながらおもてなしをさせていただいている。


このことがもしかしたらこのお仕事のなかで

一番苦労するところで

もしかしたら一番疲れるところかもしれない。


けれどもそのようにして

細心の気くばりをもってもてなし、

施術をさせていただいたお客様のなかの

何人ものお客様は


いらしてくださることを気に入ってくださって

いわゆるリピーターになってくださる方が少なくないことも


何となく今日あらためて気がついた。


細心の気くばりでおもてなしをさせていただいても

気に入っていただけない場合も

もちろんあるけれども


お客様のどこか琴線にふれて

ふわぁっと何かがとけだして

やはらかくなっていくような

そんな瞬間がある。


ガードのすこぶるかたかったお客様が

文字どおりにすっかり やはらいで

やさしくくつろいでくださっている様子を

みさせていただいたときはやっぱりとてもうれしい。


信じていただけたというような喜びと安堵に

セラピストとお客様とがともにつつまれる

そんな瞬間だ。




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