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ビデオ会議やオンライン授業の際に気をつけた方が良い3つのポイント

みなさんこんにちは。矢萩です。しばらくの間、個人ブログなどはやっていなかったのですが、様々な媒体に発信する中で伝えきれなかったことや、こぼれ話、裏話、また今後出版を考えている内容をいち早くお伝えするメディアとして、この機会にnoteを始めてみようと思います。

早速、noteの皆様にご挨拶がてら、「いま私にできること」と言うテーマで書いてみたいと思います。

さて、完全テレワーク体制になってほぼ一ヶ月が経過しました。僕はパラレルキャリアとして複数の現場を掛け持っていますが、ほとんどの現場で迅速な対応が実現しました。その理由について聞かれることが多いのですが、一番の要因は、「なんとなく準備をしていたから」ということに尽きます。

僕のメインフィールドの1つが教育業界です。学校・民間・フリースクールと幅広く現場に関わりつつ、教育ジャーナリストとして、また研究者として学会でも活動をしておりますが、取り立ててリアルの授業を担当している現場で2020年に開催予定だったオリンピック・パラリンピックに向けての調整をしていました。「知窓学舎」を中心に、僕がレギュラー授業を担当している教室はかなり広範囲から生徒が集まってくれています。講師やスタッフも東京と横浜を行き来しています。そこで、オリンピックやパラリンピックで交通機関が麻痺してしまうと、教室に通えなくなってしまう可能性がありました。その対策の一つとして、オンライン授業への移行を去年のうちから想定していました。その流れで2月中には授業のサンプル動画や授業の作り方動画を作成して全講師・スタッフにシェアして準備を呼びかけました。イメージを確認しつつ覚悟と準備をしてもらう時間がとれたことも良かったと思います。

もともと20年前にオンラインラジオ局を立ち上げて14年間生放送を続けたり、日本で最初のeラーニングの学校で講師を務めたりと、ネットメディア黎明期から活動をしていたので、オンラインのライブに関してもどんな技術やツールが必要で、どんな問題が起きやすいかだいたい把握していたのもうまく働きました。そういう経験を経て、なんとなく準備していたので「今だ!」というタイミングでスムーズに移行できたのだと思います。


そこで今回は、オンラインは初めてで戸惑っているという方のために、ビデオ会議やオンライン授業の際に気をつけた方が良いことの基本を3つまとめてみたいと思います。

(1)同じWi-Fiで複数の端末を同時に繋ぎすぎない。

基本的に複数接続ができるものが多いですが、スマホやゲーム機などすでに繋がりっぱなしの機器も多いはずです。その上でPCやダブレットを繋ぎ、動画を送受信するとなると負荷はかなり高くなります。安定させるには有線接続をするか、Wi-Fiの近くから配信する、とりあえず使わない機器のWi-Fiを切っておくなどすることで多少安定すると思います。それでも途切れる場合、Wi-Fiを一度リセットしたり、端末を再起動することで解決することもあります。

(2)調子が悪かったら設定を確認する。

複数の配信アプリを使っている場合、設定が自動的に変わってしまうことがあります。例えば、Skypeを使った後でZOOMを使ったりするとカメラを認識しなくなってしまったりという不具合が報告されています。特にWindows機で起こりやすいエラーだと思いますが、一度設定してセーブしたから大丈夫だと思わずに、様子がおかしかったら設定を確認することで解決することがあります。

(3)カメラよりマイクに気をつかう。

これは細かい理由を説明すると長くなるので今回は割愛しますが、背景やカメラの精度よりも顔の明るさの方が大事です。また、カメラよりもマイクに気をつかった方がコミュニケーションが円滑になります。画面がよく見えなかったり途切れたりしても、音声が途切れなければ何を言っているのか分かるのでストレスになりにくいものです。


以上、【ハード】の環境、【ソフト】の設定、【データ】の質、それぞれの側面から基本だと思っていることをまとめてみました。アジャイルに走りつつ、備忘録も兼ねて気づいたことなどシェアできればと思います。アップデートしながら乗り切りましょう!

#いま私にできること

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