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もしや生姜に惑わされたのか

ポトフでも作るか。

材料は揃っている。
いちおうレシピを確認する。

しょうがでポカポカ。

そんな見出しが目に入る。
なるほど、生姜か。

無い。

16時。午後4時。
日もまだ暮れていない。

出かける。


チューブ入りで十分だろう。

歩きながら方針を決める。
それ以前におろし金がないや。

売り場に着く。

選択肢がある。
見比べる。

内容量、価格、煽り文句。

劇的な違いは見当たらない。
箱のデザインで決めちゃおうか‥‥。

大きめの箱が目に入った。

おなじみの細いのは40gほど。
たしか倍の80gだったか。

グラム単価は下がる。

しかし。

そんなに使わないだろうよ。
軽く自嘲して却下した。

ら。

さらに大きいのを見つけた。
160gだという。

当然、単価はもっと下がる。

しかし。

2倍を却下しながら、
なぜ4倍が気になるのか。

そう、気になった。

理由はすぐに分かった。

冷蔵庫の、ドレッシングの隣に、
びみょーに中途半端なスペースがあった。

そのパッケージが、
そこへピッタリと収まる。

そんなイメージが脳裏をよぎった。

そして。

実際、きれいに、
ピッタリと収まった。


そして。

新たな課題が生まれた。


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