見出し画像

会いに行く編

 自己紹介よりも先に、最近知った楽しさについてご紹介します。

 4月末、私は一人大阪へ向かいました。ホリスティックヘルスという考え方を広める活動をされていて、勿論自らそれを体現され、アントレプレナーとして活躍されている栗原加奈子さんのグループコンサルに参加しました。

 私は2月から栗原加奈子さんのウェルネス講座「ホリスティックヘルス実践講座休日コース」を受講しています。受講のきっかけについては、また後日ご説明します。栗原加奈子さん、いつもはコミュニティの皆さんも私も「Cocoさん」とお呼びしています。Cocoさんの魅力は、発信される言葉や姿が瑞々しく前向きで、講座動画で見せてくださるヘルシーな人柄には、確かな学びの上に成り立つホリスティックヘルス体現者としての説得力があり、起業家として事業をしっかりと成長させている勇敢な生き様とがしっかり結びついて見えるところだと思っています。講座の一環でzoomの画面越しでお会いした時に「私もあんな風に、笑顔で凛として人前に居たい。」と思いました。

 ある日、Cocoさんのグループコンサルが開催されると知り、直感的にお会いしたいと思いました。非日常の特別な空間で、ライフスタイル革命というコンセプトで開かれるコンサルの参加費は、今の私にとっては決して安くなかったので申し込むまで時間がかかりました。参加したい気持ちはあるのに、踏み出せないでいました。あの申し込む直前の気持ちを例えるならば、テイラー・スウィフトの“1989ワールドツアー”のチケットを買う直前の気持ちと似ていました。好きな人=憧れの人=普段会えない人が、私と同じ空間に居るところを見ることができる。しかもこれはライブツアーではなくコンサルなので、VIPチケットの特典でテイラー本人に会えるのと同じような特別感があります。実際にCocoさんに会いに行った方にも相談したりして、参加申し込みの気持ちを固めました。会いに行くと決めた時点で60%の勇気を使っていたような気がします。

残りの40%の勇気は、グルコン本番で使いました。その勇気とは、自己開示の勇気。短い時間の中で、ブラッシュアップ体験をするためには自分を隠すことがとても無意味で、自分のパーソナリティをしっかり同室のメンバーに見せることが鍵でした。勇気を出してくださった参加者の方々が、白鳥の湖のようにブラッシュアップされる姿を見て、擬似ブラッシュアップ体験をした私は涙が溢れてきました。一人ひとり違う鎧の脱ぎ捨て方とその後の姿をCocoさんがプロデュースし、参加者一人ひとりがサポートを受けながら鎧を脱ぎ、心から開放と安心を感じていました。まだ私たちの周りには脱ぎ捨てた鎧や破った殻が転がっています。長い人生で装備してきた鎧は簡単には消えません。これからもその古い鎧が目についてしまうこともあると思います。でも、それをまた着たいとは思わないでしょう。一度ブラッシュアップ体験をしたら、御守りとして過去の自分を持ち続けることはあっても、過去の状態に戻りたいとは思わなくなっていました。

 私が体験した内容は、身体のセルフケアをすることです。え?そんな簡単なこと?と思われるかもしれませんが、私にとってはプラス1の行動です。「お手当て」と言うのですが、自分の体をマッサージしていくことから、体をほぐし、自分の体を知ってケアしていくアプローチです。私がこれに取り組むことで、身体へのアプローチ・心へのアプローチの目的は以下です。

1.ガス欠の体を気力と根性だけで動かすのではなく、「健やかな体」という基盤を作ってパワーを出すこと。
2.今ある感性と私の理想を自覚して、それを認めて温めても大丈夫だと思うこと。

 私は、私のパーソナリティは薄くて平凡だと思う癖があり、だからこそ将来像を描くことも出来ませんでした。唯一、理想を描けたのは容姿の理想像です。

 「今日はこのような服やメイクをしていますが、理想はジェーン・バーキンさんのようなナチュラルでヘルシーでカッコいいスタイルです。自分にとって何が必要で不必要か心で分かっていて、自分の価値観で洋服の着こなしや小物の持ちこなしやマナーを貫く人に憧れます。」(当日は上手く言い表せませんでしたが、伝えたかったことはこの内容です。)

 Cocoさんは「今日の服もメイクも今とても似合っているけれど、この先や未来に成っていたい姿のモノを纏ったりするといいよ。」と教えてくださりました。おまじないを教えてくれるようなその雰囲気に「お姉ちゃん、、、」と言いそうになるような、そんなハートが温まるアドバイスシーンでした。

 「ああ、私はこんなにシンプルなことも、背中を押して貰わないと出来なくなっていたんだ。こういうことは、人との心の通った会話から沢山ヒントを貰えるはず。私は自分軸が無いことが悩みだと言いながら、人から距離を置いていた部分があったなぁ。人に会うって、気づきを沢山貰えるし、人に会うからこそ、自分軸を感じる特別なひと時に出会える。それはとても素敵なこと。とても楽しいこと。


 このグルコンには、ホリスティックヘルス実践講座休日コースでメンターをしてくださっているNozomiさんも居てくださり、会話の途中で私が驚いたり感動した瞬間も見逃さずに見守ってくださりました。参加者の方の躍進に私が驚きすぎて放心しているときも、アイコンタクトをしっかりとって落ち着かせてくれました。変化する時は、心も体もザワザワと落ち着かなくなるのですが、この日この空間では安心感が常にありました。人に会うことで得られるものに、「安心感」があることにも気付きました。1人だけの部屋に戻った時もそれはそれで落ち着けるので、それを安心と感じる時もありますが、今日のように人から貰った安心する気持ちを思い出したい、と感じました。

 この日感じたことを良く噛み締めて2週間過ごしたら、自分をケアすることを通して、人との繋がりに感謝したり希望を見出せるようになりました。自分の内心を深掘りして内省することで自分軸を見出せる一方で、他人とのコミュニケーションの中にいる時こそ自分軸を掴めることもあります。その両極の体得をバランス良く体現されていて、惜しみなく教えてくださったCocoさんとNozomiさん、そしてあの空間に同席した方々に感謝だけではなく不思議な温かい気持ちが生まれました。自分に対してだけではなくて、人に対してまだこの言葉にならない温かい気持ちを持つ感性をもっと育んでいきたいと思いました。こういう新しい気づきを膨らませて感動できることが、今とても楽しいです

 見つけたばかりの楽しさが色褪せていかないように、私は得意の妄想力を活かして、実際に会いに行けない時も、連絡を取るだけのシーンでも温かい気持ちを心の中に点そうと思います。





この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?