見出し画像

防災-ヘルメット

2024年8月、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出た。

以前から少しずつ防災の準備をしてきていたのだが、これを機に準備を加速している。

色々調べて、一般的に言われている避難用品は8割ほど揃った。

さて、ここで改めて考えると、一口に防災と言っても、さまざまなランクの災害がある。

私は昨年まで崩落危険区域に住んでいたので、台風の時一度小学校へ避難したことがある。
この時は一晩体育館で過ごし、翌朝帰宅した。
このような「念の為」という感じの避難もあれば、避難所にたどり着けるか、という避難もあるだろうし、ひどい場合には家から出られるか、というレベルもある。瓦礫の下敷きという最悪の場合はもう避難とは別次元の話になってしまう。(逆に家にいた方が安全という場合もあるだろう)

さらに、災害の種類もさまざまだ。
それぞれ重なる部分はあるが、火事、水害、土砂崩れ、暴風、地震、噴火、化学汚染、戦争などなど。

こうして様々なケースを考えてみると、よく紹介される防災装備では全然ダメではないか?

まず、頭部の保護である。

ヘルメットをかぶれ、くらいしか書いていないことがほとんどだが、これ実際にはゴーグルとマスク、ヘッドライトが必要だろう。
実際、レスキュー隊の装備を見てみると、ゴーグルとヘッドライトはまず間違いなくヘルメットに付いている。笛も付いていた。マスクは出動現場に合わせているようだ。

確かに、ヘッドライトとマスク、笛は一覧としては載っているが、バラバラに書いてあるし、実際バラバラの状態で準備している。
(ゴーグルが防災品として記載されている記事はまれだし、私も準備していない。)

これ、緊急時にひとつひとつ装着している余裕はないだろう。
実際、東日本大震災の被害に遭われた方の記事を読むと、ヘルメットをかぶる余裕すらなかったそうだ。さもありなん。
最初からヘルメットにヘッドライトと笛はつけておこうと思う。ゴーグルも購入してつけておこうか。
そもそも、メーカーはこれらが一体になっている物を中心に販売すべきではなかろうか。(高そー)

ついでを言えば、現場ヘルメットのように、名前と血液型が書き込めるようになっているとか、防災カードを入れるところがあるとか。
(血液型については、どうせ輸血前に調べるから必要ないという記事も見かける。)

私の場合、昔買ったバイクのヘルメットにバイザーが付いているので、差し当たりこれにヘッドライトと笛をつけておこうと思う。家族の分は、どうするかなー。悩みどころである。

(バイクのヘルメットや自転車のヘルメットはそれ自体が壊れる事によって頭部へのダメージを減らすことを目的に作ってあるから防災には向かないという記事も見かけたが、どういう防災を想定しているのだろうか。ダメな時はどっちでもダメな気がするのだが。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?