【父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え】1 借入金は、負ってはいけない重荷

「信じられないくらいよい話は、よくない話だ」

借入は財産を築く上で最大の障害になる。

• 借入金があると、収入の大きな部分が利息の支払いに使われる。つまり、収入の一部が使えなくなる。

• 借入金を返済しなければならないので、現在の収入源に依存することになる。

• ストレスになる。

• 何かの魔法で、問題はそのうち解決されるだろうという根拠のない希望を持つようになり、問題に正面から立ち向かえなくなる。

「もう借入金を抱えている私は、どうすればいいの？」

最も有効なお金の使い方は、予定より早く返済することになる。

「借入金の返済は、どうやればいいの？」

著者ならこうする。

• すべての借入金をリストアップ

• 絶対に必要とはいえない支払いをすべてストップ

• 金利の高い順に借入金の優先度をつける

• すべての借入金について、最低限必要な返済額をまず支払い、次に、金利の最も高い借入金の返済に集中

• 1つ片づけたら、2番目の借入金を返済

• 全部片付けたら乾杯しよう

著者ならこうはしない。

• 助言をくれる人にお金を払うことはしない。

• 借入金を1つにまとめようとは考えない。
  時間も考える力も「賢い戦略」に使うのではなく、借入金を消すことに集中しましょう。

• 少額の借入金を先に返済して、気分を盛り上げることはしない。

借入金がなくなったら、余裕資金を投資に向ける。

「よい借入金」という言葉に対するコメント

• ビジネスローン
  うまくやった人は大変な注意を払っている。

• 不動産ローン
  経済的自立を目指すのであれば、買える中で最高の家ではなく、必要最小限の家を探す。

• 学生ローン
  破産しても残る。