【ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません】5.2 「DCF法」で投資判断をしてみる

ポイント

  • 将来のCFを想定し、現在価値にわり戻して足すことを「DCF法」と言う

  • 利益だけでなくコストもわり戻して、正確な現在価値(NPV)を計算する

  • WACCは、会社に求められている「収益率」のこと


NPV=(CIF-COF)の割引現在価値-投資額

企業がDCF法を使うときの割引率は、まず株主や銀行などの資金を出す人が期待する会社の「収益率(資本コスト)」を考えて決める。

企業が投資の意思決定をするときに使う割引率(期待収益率)は、株主資本コスト(配当等のこと)と負債コスト(利息のこと)を特殊な式にブチ込んで計算した結果のことを、「加重平均資本コスト(WACC)」と呼ぶ。

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