結果が良いだけじゃ評価はされない
やぎもとです。
今回は「評価される仕組み」について書いていきたいと思います
評価の対象って能力はもちろんですが、人格もですよ、という話です
仕事面以外でも「評価」ってされますよね。
友達、家族、恋人などなど。特に仕事に於いては自分の評価が収入に直結しているので評価が低いよりかは高い方がいいですね。
その評価って何を基準にされているかという事ですが、実際自分が評価をする時は大きく分けて4つ。
・能力評価
・成果評価
・人格評価
・印象評価
【能力評価】
本人の知識や技術といったスキル面。これは多くの職業で必ず見られる対象だと思います。
業務に対して、それをクリアできるスキルを持っているか、近づいているか。
【成果評価】
自身のスキルで問題点を解決したり、不備なく業務を終える事ができたのか。
この能力と成果項目は数値に表しやすく、評価者が変わっても比較的同じ評価内容になってくる場合が多い。
ただ、同じ能力、成果なのに評価に差が出てしまう場合がある。
それは【人格評価】と【印象評価】の差です
【人格評価】
結果は同じなのに評価に差がでてしまう理由は「誰がやったか」の部分が大きい。
ある大きなプロジェクトがあり、AさんとBさんがそれぞれ責任者になり進めていく事になる。
Aさんは日頃から後輩の面倒見もよく、社内での信頼も厚い。任されたプロジェクトも大きなトラブルもなく完璧に終了。
チーム内のメンバーとも上手く連携を取り、後輩の育成という面でもプラスになった。
一方のBさんは能力はあるが、独裁的でチームの和は関係なく自分の進めたいようにプロジェクトを進めていく。プロジェクト自体は完璧に終了したが、チーム内からは「Bさんとは一緒にできない」等の声が多数あがった。
これは極端な例ですが、自分が上司の立場であれば、プロジェクトを完璧に終了できたという結果は同じですが、どちらの評価を高くするとなればAさんの方になると思います。
後輩の育成も出来たという成果もありますが、それを同時に進められたというAさんの人格が大きい。
この様に同じ結果を出しても評価に差がでてしまう原因は「誰がやるか」です
ここ何年かで所謂「オタク」と呼ばれる人達が増えてきているように感じます。
数十年前までは、「オタク」というワードはちょっとバカにしたり、悪口で使われていた様な気が。
人気のある俳優さんや女性アイドルが「アニメオタクです!」「ゲームオタクです!」と公言する事が多くなり、オタクの線引きが曖昧になってきているなと感じる機会が増えてきました
「人気のある俳優さん×アニメ好き」は意外な一面もあって、むしろ好感度が高くなる
「イメージ通りのオタク×アニメ好き」は引きこもってアニメばかり見ていて、コミュニケーション取れなさそう。となってしまいます
(あくまで極端なイメージ例です)
でも、両者とも何か特定の事が大好きで一般の人より知識が豊富。という結果には変わらないんですよね。
結果が変わらないのに周りからの評価が変わってしまうのは、やはりその本人による面が強い。
今はどうかわかりませんがで「巨人軍たるもの紳士たれ」という言葉があります
※間違っていたらすいません
巨人軍というのはプロ野球の巨人軍。紳士たれとは紳士に振る舞いなさい、そうなりなさいという意味です。
試合以外の移動やインタビューでも身だしなみを整えて、常にプロとして巨人軍として意識しておきなさいという意味だと思います。
金髪で長髪、ピアス、気に食わない事があるとバットをへし折る乱暴者。でも成績結果は抜群のような人もいるとは思いますが、所属する球団理念が「子供に夢を与える」の様な事であれば、いくら結果を残したとしても評価はされないんじゃないかと思います。
ただ、野球選手としての実力はあるので結果は出しています。
全て極端な例ですが評価は「本人の人間性×結果・実績」になる事が多いという事。
【印象評価】
これは評価者によって大きく変わってくる部分だとは思いますが
その人の印象、期待できるか?などの面が大きい。
ほとんどの仕事は一人で完結する事はできません。製品を作る力はあっても営業力がなければ売る事は出来ないし、その逆も然り。
社内、社外問わず良い印象を与える様な振る舞いができているかという事。
これも人柄による部分が大きいので、一概に「○○をすれば印象がいい」という様な事はありません。
ただ、相手の立場になって考える意識をもっている人の印象は良い場合が多いです。
今まで書いてきたように評価というのは、必ずしもスキルのみではなく、「誰」の部分の要素も大きいんです。
技術職だから技術だけ磨けばいいという様な事ではなく、人間性も磨いていかないといけないんですよね。
ただ、人間性の磨き方の正解はないと思います。
これをやったら相手が喜ぶかな?迷惑かな?そんな思いを毎日考えた先に答えがあるように感じます
本をたくさん読んで色々な考えを吸収し、色々な場所にいき実際体験したり。
そんな事の繰り返しが人間性の成長に繋がるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き有難うございます
仕事が楽しくなるきっかけになれば。
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