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時間が無いんじゃなくて「知識」が無い

やぎもとです
今回は仕事を断る理由の一つとして「時間がない」があるかと思いますが果たして本当に時間がないのか?それとも、無いのは時間以外じゃない?
という事について書いていきたいと思います。


仕事を振られた時に「時間がない」を理由に断るのは勿体ないんです。
仕事の報酬は仕事という記事を以前書きましたが、常に自分が求められている状態というのが一番良くて、時間がないを断る理由にしてしまうと単純に依頼の機会損失になってしまいます。

断るにしても出来る見込みを伝えた上で時間がない事を伝えましょうね
上手い断り方についてはまた別記事で。



断った仕事はどうなったか?
時間がないと断った仕事も、誰かしらが対応している場合がほとんどです
でないと業務に支障をきたしてしまいますからね。
ここで考えるポイントは、その誰かも「時間がない」のでは?という事。
会社員であれば、何かしらの業務を受け持っているので、毎日やる事がなくて暇だ、という人は中々いないですよね。
対応してくれた「誰か」も時間がない可能性は高いはずなんです。

上司や先輩が仕事を頼む時って、成長機会を促したり、緊急だったりと比較的重要な事が多いです。

時間がない中でなんとか時間を作って業務を進めたAさんと時間がないを理由に断ったBさんでは依頼した側の心境は大きく違ってきます。
もし自分が依頼側だったら、時間が無いと断られたBさんには次回以降仕事を振る機会は少なくなりますよね。


そもそもAさんとBさんはどこが違うのか。
会社員であれば「時間がない」という時は必ずあって、これはほとんどの人に言える事だと思います

極端ですが、平均で一日100コ作れる業務があるとします。個人差があるので、50コの人もいれば150コ作れる人もいるでしょう。
50コの人は最速でやっても50コなので平均の100コを作るのに2日間かかってしまいます。
150コの人は少し余裕を持って作業をしても平均の100コはクリアできます。
ここでの二人の差は時間ではなく、技術の差ですね。

また、50コ作る人は一つずつ作り、一つずつ箱に詰めているので、一つ当たりの時間がかなりかかっています。
150コ作れる人は10個コ単位でつくり、一遍に箱に入れる。こちらの方が効率が良い。
この場合も二人の差は時間ではなく知識、経験値の差です。

極端な例でしたが、会社でもこういう事はよくあります。
誰がやっても時間がない仕事って確かにあるんですが、その時間って本人の技術や知識によっての差がかなりあります。

冒頭に書いた「無いのは時間なの?」という事ですが
実際に足りないのは時間じゃなくて「時間内に完結できる知識や技術」が無いんですね。

新人時代は、そもそも知識やスキルがないので、何をやっても時間がかかります。
少しでも自分の知識やスキルを上げようと貪欲になっているので
「時間が無いのでできません」とは言わないですよね。

でも少しずつ仕事を覚え、なんとなくの一日の自分の中での業務量が見え始めてくると時間が足りるか、足りないかの判断も出来る様になってくる。
この、限られた枠(時間、人数、予算など)から逆算できること自体は、成長している証なのですが、その知識やスキルを身に付けたことで、自分の成長機会を失っている事になっています。

仕事が出来る様になるにつれて、評価が落ちていく人のパターンです。
せっかく仕事が出来る様になってきたのに評価が落ちるってもったいないですよね?
そうならないためにも「時間がない」を理由にするのは控えましょう

時間の生み出し方は次回書いていきたいと思います

最後まで読んで頂き有難うございます
仕事が楽しくなるきっかけになれば嬉しいです

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