雑記「サノスの持ったリアリティストーンはどこまで何ができるの」

アベンジャーズ インフィニティ・ウォーのネタバレを含むかもしれないので注意。

先に言ってしまうと、今日の雑記で何が言いたいのかというと、「設定のつじつま合わせに労力を割くより、話の面白さを大事にしたほうが良いこともある」ということ。

インフィニティ・ウォーにて、悪役サノスがヒーローたちと戦うシーンがある。サノスはインフィニティーストーンというめっちゃやばい石を求めており、それを集めていくのがストーリーのメインだ。
で、集めた石を使って戦ったりするのだが、そのなかでリアリティストーンという石が出てくる。この石は「現実」を操る力を持っており、風景を塗り替えたり、生き物を細切れにしたり、銃をシャボン玉にしたり、瓦礫をコウモリに変えたりするのだ。すごい。すごすぎる。
最近インフィニティウォーが好きすぎて戦闘シーンとか見直しまくっているのだが、ふと疑問に思ってしまうのだ。生き物を細切れにできる力で、ヒーローたちを無力化してしまえば手っ取り早いのに、と。
他にもある。スペースストーンは空間を操る力があるが、その力を使って登場キャラの動きを止めたことがあった。他のキャラにも使えば、簡単に動きを止められるんじゃないか、とか。

サノスの集めた石の力が万能過ぎて、もっと色々簡単にできるんじゃないの?なんて思ってしまった。

でもその一方で、いやきっと何か事情があったに違いないとか、あの賢いサノスが使わなかったんだから使えない理由があったんじゃないか、と設定の裏を考えたりしてしまう。
つまらない話だったらこうはいかない。面白い話だからこそ、ストーリーに対して前向きに考える気になるし、私はそういう話を作るべきなのだ。
「設定は完璧だったけど、面白くなかった」では意味がない。「面白かった! 設定ちょっと変なところあったけど、まあいいよ!」と言われたい。

もちろん、設定が完璧であることに間違いはないけれど。


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