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【0070】理容店で雑誌を読んで考えたこと

少し前、2月10日(土)のことです。散髪のため行きつけの理容店に行きました。普段は空いている時間帯を見計らってお店に伺うので、お店に置かれている雑誌や新聞を読むことは殆どありません。散髪時も髪を切り洗髪して調髪する間も座っているだけです。この日は髪を染めたため、調髪用の椅子に座っている間に待つ時間がありました。

スマホで電子書籍を読んでも良かったのですが、雑誌を読んで時間つぶしすることにしました。手にしたのは私も定期購読している週刊誌の先週号、既に目を通したものです。冒頭部分に呼び物となる目玉記事があり、後半部分には1頁もののコラム記事や数頁のインタビュー記事があるといった構成の週刊誌です。新聞もそうですが週刊誌も隅から隅まで読むことは、最近はありません。もちろん気になる記事や好みのコラムはじっくりと読みます。

普段読み飛ばしているコラム記事、改めてじっくりと読むという経験、久し振りでした。コラムニストを専業としている方のコラムはもちろん、専業ではない方のコラムも読み応えがありました。だから何という話ですが、いかに情報のインプットというかインテークを、普段はつまみ食い的に行っているかを再認識した次第です。

現代は情報過多の時代です。タイムパフォーマンス、いわゆるタイパも重視されています。新書の内容をざっくりと紹介するサイトもあります。書籍を精読する機会も減ってきている気がします。かつては購読している雑誌、週に1冊とか2冊とかですが、隅々まで読んでいました。

絶え間なく流れてくる情報との薄い付き合い方というか接し方、それが良いのか悪いのかは横置きするとして今どきの時代(流)なのかもしれません。されど別の方法(論)もあるのかなと思った次第です。たまには変えてみる、ありですね。

2024年2月12日(月)記

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