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【0016】2023年の今年の漢字、税から考えたこと。

2023年の「今年の漢字」の結果が、12月12日(火)に発表されましたね。第1位は「税」でした。確かに税金が話題になった一年でした。ガソリン価格の高騰に対応したトリガー条項の解除云々(うんぬん)が話題になりました。税金の還付も話題になりました。物価対策を兼ねて消費税の税率低減をするという話も、いちおう出ましたが立ち消えになりましたね。

今年の漢字「税」の読みは「ゼイ・セイ/みつぎ」だと説明されています。「みつぎ」というと貢ぎ物を想起する向きもあるかもしれません。税を貢ぐ代わりに政策がなされる。政治の原資として、税があるという考えはあるかもしれません。税の使い道、確かに気になりますよね。

税ではないですが、貢ぐと言えば、政治資金も話題になりました。政治資金パーティーのパーティー券の売買、そしてその売掛金の扱いも話題になりました。キックバックという耳慣れない言葉が一躍メジャーな言葉となりました。その昔、忖度(そんたく)が話題になったのと同様です。キックバックは漢字一字では表現できなそうですが、あえて漢字を当てるならば「賄」でしょうか。いずれにしても今年の漢字や新語流行語大賞のノミネートには間に合わなかった訳ですが、もう少し早く登場していたならば、結構、上位に入った気がします。

来年の税金はどうなるのでしょうか。景気は良くなるのか悪くなるのか、「来年の話を言うと鬼が笑う」と言いますが、先行きが明るいと良いですね。税金や、政治とカネの問題ではない、明るい話題が多いと良いですね。

2023年12月20日(水)記

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