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フリーランスになるためにやって良かった5つのこと(後編)

はじめに(再掲)

このnoteは以下の自分のツイートをもとにまとめています。
フリーランスを目指している方や興味のある方、仕事に悩んでいる方の参考になればと思います。
ツイート自体はエンジニア向け感が出ていますが、一般化しているのでどなたにでも読んで頂けます。

前編はこちらです。
前編を読んでいなくてもお読み頂けるようにおさらいも記載しておきます。

前編のおさらい

フリーランスになるためにやって良かったなと僕が思う、以下の5つのことについて1つずつお話していきます。
各項目は「一言でまとめると⇒僕なりの考え⇒例えば僕の場合」という構成です。
前編では1.と2.についてお話したので、後編では3.4.5.についてお話します。

1.学生時代の友人や会社の同期以外と会う。
2.経営者やフリーランスの人と会う。
3.本業以外で興味のあることをとりあえずやる。
4.3.で得たスキルで副業を受注する。
5.自分がいる会社でずっと働くことに疑問を持つ。転職活動をする。

それでは早速お話していきます!

3.本業以外で興味のあることをとりあえずやる

■一言でまとめると

やってみたことで副業としてお金を稼げるかもしれない、転職時のアピールになるかもしれない、本業に活かせるかもしれない、まさにメリットしかない。

■僕なりの考え

「とりあえずやってみる」っていうのが大事だと思います。
有名インフルエンサーの方の迫さんが以下のようなツイートをしています。
これは僕的にも真理だと思っています。

人間、「やってみようかな」と思うことはたくさんあるけど、「よし、やってみよう」と思える人、さらにそれを継続できる人は少ないです。

とりあえずやってみるだけでも既に下位5割の人との競争には勝ってます。そこからの競争に勝って、かつお金を貰えるレベルになるためには継続的な努力が必要ですけどね。

だからまずはやってみることが大切です。
それがお金を稼ぐことにつながれば、人生の選択肢の幅が広がっていいと思いますけど、必須条件ではないと思います。

本業以外の何かをやってみることが大切です。
「はー会社辞めて自由になりてー」とか言う人ってよくいますよね。でもそういう人ほど何も行動していない。
当たり前ですけど、行動せずに何かを得ることは不可能です。宝くじですらまずは買う必要がありますからね。

お金に繋がらなくても、行動する習慣をつけるだけで人生イージーモードになると思います。
1週間に1回でも、毎日でも、微々たることでも、何か昨日とは違うことをし続けるだけで人生は変わると思います。

もちろんすぐには変わらないですけどね。
複利の効果はお金だけではなく、自分のスキルにも効いてきます。
複利を知らない方はこちらが参考になります。

余談ですけど、お金の勉強は大事です。
せっかくフリーランスになって稼げるようになっても、お金に無知だったら意味ないですからね。

■例えば僕の場合

ここは少しエンジニアよりの話になります。
僕はAndroidアプリ開発のお勉強をしました。

本当は実際にプログラミングをしたかったんですけど、入る会社を間違えてSIerに入社してしまったんですよね。しかも大手の元請け。
なので業務内容はもっぱら、調整、事務処理、資料作り、事務処理、管理、事務処理、会議、事務処理、事務処理...でした笑

それで何か自分で手を動かしたいと思い、アプリだったら形にしやすいと考えて社会人2年目の冬にアプリ開発のお勉強をしました。

本格的なアプリを作り始める前に副業が受注できたので、簡単なアプリしか作りませんでした。
でも資格以外のために参考書を買って勉強したことは、社会人になってから初めてだったのでとてもいい経験になりました。

当時作ったアプリがこちらです。
クソすぎてお恥ずかしい。。

とりあえずPlayStoreに公開することを目的としていたので、当時はこんなQiitaの記事を書いていました。
まあ実質リンク集のしょうもない記事ですけど、形にしておくだけでもこうやって後から振り返れるからいいですよね。
Qiitaに勉強の軌跡を残しておくことはおすすめです。

このアプリを開発している時に僕はふと思いました。
お金をもらいながらプログラミングがしたいと。どうせやるならお金ほしいですよね笑

そこで副業案件を探す方向に進んでいきます。

4.3.で得たスキルで副業を受注する

■一言でまとめると

お金を貰いながらスキルを伸ばせて最高。
副業先で信頼してもらえれば業務量を増やして本業にもできる。

■僕なりの考え

本業以外のことをやってみることが大事と書きました。
しかし、それでいつかお金を稼ぎたいと思っている場合は、永遠と勉強し続けているだけでは意味ないです。なるべく早いタイミングで収益化のフェーズに進むべきです。

だからと言って、急に本業を辞める必要はありません。
お金を稼げるアテもないのに、収入源が途絶えたら生活できないです。

個人的には会社員からフリーランスを目指すのであれば、副業として稼げるようになってから会社を辞めることをオススメします。
ただ、世の中には色んな職種、稼ぎ方あるので、一概には言えないのかもしれませんね。

例えば、未経験からエンジニアを目指す場合。
どの程度のエンジニアを目指すかにもよりますが、副業として始めるのではなく、一旦どこかのWeb系企業に就職する方がいいと思います。
このあたりはまた別のnoteで解説できたらいいなと思います。

また、副業先で信頼してもらえれば業務量を増やして本業にすることもできます。僕はこの口です。
その副業先での業務が増やせなくても、そこでの仕事が実績となって他から仕事を受注することも可能です。

なのでまずは1件でもお金を貰って仕事を完遂することが大事だと思います。

■例えば僕の場合

同じく社会人2年目の冬に、エンジニアとして副業で参画できる案件をネットで探しました。
応募した後にその企業の取締役の方とWeb面談があり、「なんかいい人そうだから」という理由で契約して頂くこととなりました笑

Androidアプリの勉強が直接効いたというよりは、コミュニケーション能力やマネジメントスキルを評価してもらった形です。
まあ契約さえしてもらえれば後は結果を出すだけなので良かったです。

ちなみにこの時の契約単価は2,500円(税抜)/時
エンジニアとしては安い金額ですが、SIer育ちでパワポ・エクセルエンジニアの自分としては、Webエンジニアとしてお金がもらえるだけでもありがたかったです。

そんなこんなで、しばらくは週5日は会社員として働き、週1~2日は副業をするというハードな生活を送っていました。
こうして副業でプログラミングスキルを伸ばしていくうちに、SIerではなくWeb系で働きたいと思うようになり転職活動を始めます。

5.自分がいる会社でずっと働くことに疑問を持つ。転職活動をする

■一言でまとめると

スキルの棚卸しやキャリアプランの見直しのきっかけになる。
他社の状況や自分の市場価値を知ることができる。

■僕なりの考え

みなさんはスキルの棚卸しやキャリアプランの見直しを定期的に行っていますか?

会社で期初に促される機会が多いと思います。
しかし、その会社内でのキャリアプラン形成が前提になっていたり、業務で忙しく時間を避けなかったり、上司の顔色を伺いながらになったり、、あまり身が入らないケースが多いと思います。

でも転職活動の際はこれらのことを自発的に行いますよね。
スキルの棚卸しをしないと、自分に何ができるか、自分は志望企業の要求スキルセットにマッチするのか、わかりません。
キャリアプランをきちんと考えないと、自分はどんな企業に入れると満足なのか、あるいはそもそも会社員として生きていきたいのか、わかりません。

それに、転職エージェントさんが求人情報など色んな情報を持ってきてくれるので、自社以外の情報や自分の市場価値を知ることができます

このように思考したりインプットしたりしているうちに、自分のなりたいものや進むべき方向がわかっていくのかなと思います。
そのファーストステップとして、自分がいる会社でずっと働くことに疑問を持つのがいいと思います。

疑問をもって考え抜いてみて、今は自分の会社に残り続けることがベストなのであればそれはもちろんいいことだと思います。考えること自体が重要です。
一番良くないことは、思考停止して自分が満足しているか不満なのかもわからない状態を続けていくことです。

そうならないためにも、キャリアについて定期的に考えることは必要だと思います。

■例えば僕の場合

長くなってきたので、尻つぼみですが簡潔に。

紆余曲折あって、当時働いていた会社から抜け出したくなった僕は、転職エージェントさんや、現役のフリーランスエンジニアの方からお話を聞いたり、フリーランスについてネットで色々調べたりしました。

転職するかフリーランスになるかは最後まで悩んだのですが、副業先からお話を頂いていたことや、まだ若いから失敗してもいいやと思ってフリーランスの道を選びました。今のところ後悔はしておらず、ストレスなく生活しています。

人脈作りや副業先でのコネ作りをしておいて本当に良かったなって思っています。このnoteに書いた5つのことをやっておいたから今の自分があると思うので、過去の自分には本当に感謝しています。

まとめ

5つのこと、なんて書き方をしましたが、一番重要なことは行動することです。僕はこんな行動をしました。

1.学生時代の友人や会社の同期以外と会う。
2.経営者やフリーランスの人と会う。
3.本業以外で興味のあることをとりあえずやる。
4.3.で得たスキルで副業を受注する。
5.自分がいる会社でずっと働くことに疑問を持つ。転職活動をする。

僕はこの道を歩んでフリーランスになりましたが、なり方なんて十人十色だと思いますし、100%の再現性があるケースだとも思っていません。

世の中、巡り合わせです。

・行動量を増やしていかにいい巡り合わせに合うか
・チャンスが巡ってきた時にそれを掴む握力が備わっているか

力をつけるために日々行動して学んでいるか

だと思います。

長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました!

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