売れないKindle作家の独り言(6)

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私は蜘蛛が嫌いだ。蜘蛛の巣に獲物を掛け、その生き血を吸う蜘蛛が、子供の頃から好きになれなかった。

でも、アメリカのヒーローにスパイダーマンが居る。
スパイダーマンと云うと聞こえは良いが、
日本語に直すと蜘蛛男である。
この言葉の響きにキモいと想うのは、私だけであろうか？

でも、蜘蛛は害虫を食べる益虫だ！と聞いた事がある。

私は、改めて蜘蛛の事を考えてみた。
いい歳をした大人の考える事とは思えないが、童心に戻って考えた。
蜘蛛は蜘蛛の巣を残して去っていく。
これに、腹が立つ。
蜘蛛の巣に人間も引っかかるのだ。
幸いな事に生き血は吸われ無いが、蜘蛛の巣に絡まると気持ちも気分も悪くなる。
そんな気分を害するものを平然と残していく生き物が許せない。

もし、蜘蛛が去って行く時に蜘蛛の巣を綺麗にかたずけ、掃除していたら、僕は蜘蛛を好きになっていたかも知れない。

想像してみて下さい
蜘蛛の巣を綺麗に取り除き、掃除する蜘蛛の姿を！
きっと、蜘蛛が健気に可愛く見えると想います。