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殺人ロボット(2)

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ある日、パソコンで検索して遊んでいたら、
なんだか怪しげなサイトに出くわした。

…やばいサイトかも…と思いつつも
好奇心が僕の制止を振り切った。

そのサイトの質問アンケートに答えていくと、
最後に高額の報酬の案内が記載されている。
好奇心が最高潮に達した時、

…やめろ、やばいぞ!…
と、もう一人の私が声を出す。

だが、僕はその報酬金が欲しかった。
「これで、今までの自分から脱却できる。」
と、もう一人の私が顔を出す。
躊躇った挙句に
Yes のボタンをクリックする。

数日後、見知らぬ男達が僕の住むアパートにやって来た。
黒ずくめの男達。
見るからに怖そうな男達。
僕は、男に言われるまま車に乗せられ、
ある場所に連れて行かれた。
しかも、目隠しをされたままで。

恐怖で何も出来ない僕。
でも、好奇心が働いてワクワクしている私。

怖いのか?嬉しいのか?
解らずに着いた所が、見知らぬ暗い部屋だった。

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