台湾のお祭り、最強おばちゃん現る!(本当に助けられました…)
日本統治時代から大溪で100年以上続くお祭り、「大溪大禧」を訪ねる旅へ。
台北郊外、人口10万人規模の地方都市・大溪。
そこには日本統治時代から100年以上続くお祭り「大溪大禧」があるということで、ライター仲間の片倉真理さん、田中美帆さん、そしてフォトグラファーの五味稚子さんと一緒に、そのお祭りに合わせて現地を訪れようと、半年くらい前からお宿を予約し、楽しみにしておりました。
現地に移住し、地域に根ざした日本人女性の存在
きっかけは、結婚を機に大溪に移住し、地域に根ざして20年の近藤香子さんと出会ったこと。
香子さんは、カフェ&ホステル「新南12文創實驗商行」で週に一度ランチを提供されていたり、 ご友人たちと立ち上げたクラフトブランド「笑班」で素敵なお洋服や雑貨などを販売されるほか、 大溪の街づくりに多大な貢献をされている方です。
台湾でドラマ化された台湾人漫画家による漫画『神之鄉』
香子さんと出会う前のことですが、台湾人漫画家の左萱さんによる漫画『神之鄉』でこのお祭り「大溪大禧」が大きく取り上げられていたこと、その漫画を読んだことがあったこともあって、お祭りに対する興味が芽生えていたという背景があります。
漫画『神之鄉』はコミックだと上下2巻ですが、この作品は台湾でドラマ化されております(全10話)。ご興味あればぜひ。
地元の方にとって「第二のお正月」と称されるお祭り
このお祭り「大溪大禧」は、關聖帝君(通称「關公」)の生誕祭で、地元の方にとっては「第二のお正月」と呼ばれるほど大切にされており、長い準備期間を経て皆がこの日を心待ちにしているのだそうです。
そんなわけで、我々も前日に現地入りして、リハーサルで盛り上がる街の様子を見学させていただいたのでした。(その様子はまた後日、別途書きますね!)
お祭り本番で遭遇した、神様のようなおばちゃん
今回ご紹介したいのが、私がお祭り本番で遭遇した、神様のようなおばちゃんとの出会いのエピソードです。
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