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日本統治時代の台湾で、統治や開発のために記録された写真資料を展示する『典藏開卷:日治時期寫真帖中的臺灣』

日本統治時代の台湾で、統治や開発のために記録された写真資料を展示する『典藏開卷:日治時期寫真帖中的臺灣 Collection Unveiled: Taiwan in Photo Albums from the Japanese Colonial Period』を見に、駆け足ですが国家撮影文化センターを訪れてみました。

この展示のために350枚の写真が厳選されたとのことで、その展示に添えられた、統治された台湾側からの解説も一つひとつが興味深かったです。

展示解説の掲示は環境保護の観点で最小限に留め、QRコードからWEBに誘導して解説するのもいいなと思いました。外国人でも翻訳アプリを使えばより深く理解できます。

会期は来年の1月まで。日本の義務教育では触れられることのない、台湾だからできる展示といえるかもしれません。台北駅前の非常に便利な立地ですので、ぜひ訪れてみてください。しかも無料です。

台北駅のすぐ近くです
一階にはカフェや雑貨セレクトショップ「未來市」も

現在は3階でのみ開催されていますが、10月10日からは2階にも展示が拡大されるそうです。ご都合がよければ、10/10以降に2階と3階の展示をまとめて観に行かれる方が、より完全だと思います。

『典藏開卷:日治時期寫真帖中的臺灣  Collection Unveiled: Taiwan in Photo Albums from the Japanese Colonial Period』
会期:2025-01-05まで
場所:國家攝影文化中心
所在地:臺北市中正區忠孝西路一段70號(Googleマップ
オフィシャルサイト
Facebookページ

↓ 現在開催中、3階部分の展示情報
https://ncpi.ntmofa.gov.tw/News_Content_OnlineExhibitionPic.aspx?n=8006&s=222926

↓ 10/10スタート、2階部分の展示情報
https://ncpi.ntmofa.gov.tw/News_Content_OnlineExhibitionPic.aspx?n=8005&s=222966

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