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noteマガジン「台湾が気になるあなたへ」を始めます

こんにちは。2023年もついに始まった感じですね。いかがお過ごしでしょうか?
私は、最近次男が4歳になりました。そして台湾暮らしが今年で12年目になります。台湾で出産した長男も、今年12歳になるので、干支が一周したんだなと不思議な感覚です。

台湾暮らしでは少しずつですが、コロナが収束してきているのを感じます。コロナ禍では子どもたちの学校が休校になったり、取材も制限せざるを得ないような状況も続いていましたが、台湾、というか私が暮らしている台北は、すっかりニューノーマルへと移行を終えたように感じています。

そこで、私も少しずつこれからの仕事の仕方を探っていきたいと考えるようになりました。

今、私が個人の書き手として行っている活動は、大きく分けて下記の通りです。

・書籍の編集や執筆(翻訳含む)
・雑誌やウェブメディアなどへの寄稿
・台湾特集など、取材のコーディネートと執筆
・音声プラットフォーム「Voicy」での発信
・テレビやラジオなどへの出演
・大学や企業でのゲスト講義
・台湾に移住してから続けてきたブログ「心跳台灣」

今年小さく始める試みとして、ここに「noteマガジン」というのを追加してみようと考えています。

その理由というか、背景みたいなものを書いてみますので、もしご興味がある方はお付き合いいただけたら嬉しいです。

自分軸の発信に挑戦してみたいと思った

台湾からお届けしていきます!

これまでの私は、メディアへの寄稿や書籍の執筆をメインとしてきましたが、ここ数年、自分軸での発信にチャレンジしたい気持ちが強くなってきているのを感じていました。そして、特にこのコロナ禍や台湾有事に関する日本での報道を見ていて、その気持ちが決意へと変わりました。

興味関心が集まりやすい「台湾有事」とか「台湾選挙」のようなパワーワード、時事ニュースについて書くのも良いのですが、そうしたニュースはこれまでのさまざまな積み重ねの結果であって、結果に至るまでの文脈を追い続けることもまた、大切なことだと思うのです。そして、現地発信だからできることも多いような気がしています。

加えて、私はそうした「注目されること」よりも、「あまり知られていないけれど、大切だと思えること」を見つけて深堀したい、という嗜好もあります。注目されることは私以外の方がとても上手に伝えてくださるので、自分はまた違うところで社会に貢献したい、といった考えがあるからです。

ただ、自分が発信したいと思うテーマを、日本のメディアに興味を持っていただくには、その企画を説明して、通さなければなりません。ただ、二人分の子育てに時間を削り取られていく私には、その時間さえ惜しいという切実な実情もあります。

最近、オードリー・タンさんの活躍もあって、日本に「台湾に興味が出てきた」と言ってくださる方がますます増えているように思います。実際に私の発信を見てくださっている方からそう声をかけていただくことも多くなってきました。そして、その興味の糸を断ち切るのはもったいないとも思います。日本が知っておくべきだと思うこと、伝えたいことは山ほどあるからです。

ニュースではあまり拾われないような、だけれども台湾の生活に密着しているトピック。
日本ではあまり見かけないような新しい価値観、視点。などなど。

自分で発信し、そこで収益が得られるようになるならば、取材経費も出せるようになり、自己取材も継続できるようになります。
そんなゴールへ向かって、少しずつnoteを続けていきたいと思っています。

そんな事情から、それぞれの記事は公開後2、3日は無料でお読みいただけるようにしますが、ある程度時間が経過したら、一部を有料化させていただくこともあると思います。また、一部の記事ではちょっと表では言いにくいような個人的な考えなども書いてみたいという気持ちがあり、そうしたものは有料とさせていただくこともあると思います。

また、noteは双方向や、横のコミュニケーションが取りやすい点も良いなと思いました。
今、音声配信を行なっているVoicyの放送に対してさまざまなコメントをいただいており、「なるほどそうした視点もあるな」とか「そんな経験をされた方もいるのか」といった学びが、私の執筆にとても活かされています。日本を離れて長いので、すっかり日本的な感覚が遠ざかっている私には、とても貴重なのです。
noteでも、そうしたコミュニケーションが取れたら最高だなと思っています。

手探りで小さく始めていきますが、今年もお付き合いいただければ幸いです。

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