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雑誌『Neutral Colors』に対談を掲載いただきました

雑誌好きにはたまらない、しびれるクオリティの『Neutral Colors』。

雑誌『Neutral Colors ニュー・カラー』

「どうしても紙で持っておきたい」というものを作ることにこだわり、

リソグラフ、シルクスクリーン、手製本、紙すき、オフセットを自由に組み合わせながら、

企画、編集、製作、印刷、製本、営業までを一社で行うという果てしない手間をかけて作られています。

大量流通ではなくて、一冊一冊ていねいに届けるってきっとこういうこと。

画家・装丁家の矢萩多聞さんと、寅さんの映画を鑑賞

そんな『Neutral Colors』の最新号は、「仕事」特集。

その特集内で、光栄にも画家・装丁家の矢萩多聞さんとの対談を掲載いただきました。

多聞さんと二人で寅さんの映画を一緒に(電話を繋ぎながらリモートで)観て、「はたらく」について語り合うという夢のように楽しい企画でした。

汽水空港のモリテツヤさん、編集者で文筆家の青山ゆみこさんという、素敵な方々とともに掲載いただいており、感激です。

お恥ずかしながら寅さんの映画を観たのはこれがはじめて。

リモートで多聞さんと2時間一緒に映画を観る、観ながらも話す。観終わった後も話す。とても贅沢な時間でした。

多聞さんとの話が楽しすぎて、うっかり、これまでどこでも明かしてこなかったあんな話やこんな話をご掲載いただいております。素の自分が出すぎてしまったかもしれません。

ほかにも、美濃和紙を作る取り組み(投げ込みで一枚、和紙が挟まれています!)や、

校正者の牟田都子さんによる誌上校正

「要再校」のハンコに胃がキリキリするのは私だけじゃないはず…

写植職人さんの仕事など、

実にさまざまな方々の仕事が雑誌らしく盛り込まれた一冊でした。

最後にオープンソースの概念で、製作費や利益などを公表されていたのもかっこよかったです。

多聞さん、そして創刊編集長の加藤直徳さん、貴重な機会を本当にありがとうございました。


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