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台湾が気になるあなたへ

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台湾で生活し、日々取材を重ねるなかで「これは日本に届けたい」と思ったトピックについて、時にインタビューも交えながらお届けする、台湾あちこち見聞録。多様性/教育/ジェンダー/環境/… もっと読む
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#市民の政治参加

衆議院議員の細野豪志さんとVoicy対談「市民の政治参加について話そう」

政治をより身近に感じられる配信をほぼ毎日続けられ、Voicyでは連日多くの対談をこなされていらっしゃる衆議院議員の細野豪志さん。 今回、私もVoicyで対談の機会をいただきました。 細野さんが台湾に関心を寄せられたきっかけは、LGBTQ+や同性婚 「不登校」という言葉を使わない台湾、日台のオルタナティブ教育 なぜ台湾は専門家が国務大臣(省庁トップ)を務めるのに、日本は国会議員が務めるのか? パブリックコメントと台湾のプラットフォーム「Join」の違い どうしたら市

ロビー活動をアップデートするヒントが台湾に? 市民参加型の公共政策プラットフォーム「Join」の成功事例に学ぼう

個人や企業などが身の回りで解決したい課題を、国会や地方議員といった政治家や、国際機関に対して訴え、働きかけるロビー活動(ロビイング)。 最近の日本を見ていて、「アナログなロビー活動をそろそろアップデートしても良いのでは?」と思うことがよくあります。 ロビー活動で意見を掬い上げられる対象には限りがありますし、もしかしたら他の場所にも同じテーマで活動している人々がいるかもしれません。そこにデジタルを活用しない手はないと思います。 台湾でもアナログなロビー活動は行われています

専業主婦が200の公園を改革、少子高齢化の進む台湾でなぜ

台湾の公園が急速に様変わりしている。筆者が移住した12年前、台湾の公園といえばどこも大差なく、たいていはプラスチック製のユニット遊具がぽつんと置かれているだけだった。代わり映えのしない遊具に子どもたちはすぐ飽きるし、夏の炎天下でプラスチックは火傷しそうなほど熱くなる。そんなこともあって、自然と子どもたちを公園以外の場所に連れ出すことが多くなっていた。だがここ数年で状況は一変、目を見張るほど魅力的な公園が増えている。しかも、それを手がけているのは子育て中の専業主婦たちのボランテ