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台湾が気になるあなたへ

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台湾で生活し、日々取材を重ねるなかで「これは日本に届けたい」と思ったトピックについて、時にインタビューも交えながらお届けする、台湾あちこち見聞録。多様性/教育/ジェンダー/環境/…
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2023年10月の記事一覧

Voicyゲスト回:在台ライター3人の近況報告(田中美帆さん→大西稚惠さん→片倉真理さん)

週末にちょうど台湾在住のライターで集まったので、近況報告をVoicyで収録してみました。 (お仕事で収録間に合わなかったフォトグラファー五味稚子さん、ぜひ次回…!)      収録順に 1. ルポライター・翻訳家 田中美帆さん 2. 台南在住トラベルライター 大西稚惠さん 3. ライター・コーディネーター 片倉真理さん 在台ライターのチャレンジや発信など、ぜひ応援いただければ幸いです!

総統選挙前の台湾からーー選挙は人工的に作り出される「演出されたショー」

2024年1月13日土曜日に行われる台湾の総統選挙まで、残り3ヶ月を切りました。

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フーワンチョコレートが台北にチョコレートカフェをオープン!

日本でも大人気の台湾発Bean to Bar(ビーントゥバー)チョコレートブランド「フーワンチョコレート」。 台湾最南端の屏東(へいとう)で栽培された台湾産カカオと、台湾産の農作物などの食材を使用したさまざまな試みで、世界的コンペティションで数々の受賞歴があります。 過去に雑誌『Pen』で取材した時の記事: チョコレートカフェがオープン!台北101の直営店に加え、今日10/17より大安・東豐街にチョコレートカフェがオープンしました。 リール動画もぜひ ↓ 台北101

なんて素敵な、マジョリカタイルの世界。新刊『台湾 和製マジョリカタイルの記憶』

台南在住の作家・翻訳家、大洞敦史さんから、大洞さんが翻訳を手がけられた新刊『台湾 和製マジョリカタイルの記憶』(著:康鍩錫、原著名『台灣老花磚的建築記憶』/出版:トゥーヴァージンズ)をご恵投いただきました。 台湾の街角で見かける美しいマジョリカタイルに心を奪われたことがあるのは、きっと私だけではないはずです。 ファンが多いので今はレプリカも数多く出ていますが、もともとのマジョリカタイルは1920~30年代に建てられた建物に使用されていたもので、実はそのほとんどが日本製だっ

日本人にとっての『モモ』と、台湾人にとっての『星の王子さま』

台湾に来て出合ったEQという概念来年の発売に向けて、「EQ(心の知能指数)」についての本を書くことになりました。

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「不登校」と呼ばない、「台湾の自主学習」という学び方。トップ通訳者・田中慶子さんとの対談記事(ダイヤモンド・オンライン)

オードリー・タンさん&Voicyでご縁をいただいた、トップ通訳者の田中慶子さん。 夏の一時帰省中(夏服w)、慶子さんのダイヤモンド・オンライン連載で対談させていただいた記事が公開されました。 テーマは、「台湾の自主学習」という学び方。 オードリーさんは、中学2年生の頃に学校に行くのをやめるという「選択」をされ、学校の勉強に相当する学習を、自分で組み立てながら行われてきました。台湾ではそのことを「自主学習」と呼びます。 「不登校」という言葉は、存在こそするものの、生活の

「自分を曲げず、それでいて他者とより良くやっていける方法」

これは、中学2年生の頃のオードリーが、今の私と同じ42歳の母親に向けて話した言葉です。

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ショッピングセンター業界団体が発行する月刊情報誌「SC JAPAN TODAY」への寄稿

ディベロッパー、テナント(専門店)企業など約900社の会員で構成されるショッピングセンター業界団体が発行する月刊情報誌「SC JAPAN TODAY」に、台湾のディベロッパー「忠泰グループ」による商業施設と、文化施設への新提案について3ページ寄稿させていただきました。 台湾ならではの鋭いご意見を聞かせていただき、特集「ショッピングセンターへの新提案」にふさわしい内容になったのではないかと思います。ショッピングセンターの1階の一番良い場所にギャラリーを設置したり、政府をリード

「台北アートブックフェア 草率季」に出店します

これまで何度も遊びに行ったり、時には取材してきた「台北アートブックフェア 草率季」。 台湾で一緒に取材してきたライターや編集者、フォトグラファーや、大好きなイラストレーター、デザイナーたちが忙しい仕事の合間を縫って、楽しんでZINEなどをクリエイションしていて、それを自分自身で立って販売している姿を、私はいつも、ただただ眩しく見ているだけでした。 ↓ 過去に取材した時の記事 ですが今年はついに自分で出せるものもできたので(あと、誘ってもらったことで背中を押され)、勇気を

誰かの言葉に苦しくなりそうな時、思い出してほしい。台湾で私が学んだこと

最近、誰かの言葉に苦しくなったことはありますか? 私は、日本で暮らしていた時にしょっちゅう苦しんでいました。 「あの人にこんな風に言われた」 「あの時の言葉は私に向けられていたのかな」 でも、台湾で暮らすうち、そう悩む回数が激減していきました(もちろん、ゼロではないです汗)。 今日はそんなお話を書いてみます。

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台湾クリエイター101名の作品パネルでフロア内をジャック! 日本の誠品生活日本橋で「台湾デザインのいま」が開催されます

うれしいお知らせです。 編集・取材を担当したMdN『台湾デザイナーズファイル』の発売を記念して、2023年10月6日(金)〜11月5日(日)の期間、誠品生活日本橋にて「台湾デザイナーズファイルパネル展 ー台湾デザインのいまー」が開催されることになりました!(涙) 本書に収録されたクリエイター101名(組)のデザイン作品を特製パネルに仕立て(このイベントのために作っていただきました)、2階店舗内の壁という壁を埋め尽くします。 あわせて台湾デザイン研究院院長 張基義氏のイン

編集を担当した『台湾デザイナーズファイル』が、MdNから9月に出版されました

なななななんと、うっかりnoteでご報告ができておりませんでした! ここ2年間くらいずっと取り組んできたムック本が、ようやく! 日本で! 出版に至りました〜〜〜。 インプレスグループでデザイン領域の出版やコンテンツを手掛けるMdNさんが、20年以上毎年刊行されていらっしゃるデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』が、初めての海外版として、台湾のデザイナー101名のお仕事やプロフィールをまとめた『台湾デザイナーズファイル』を9月に出版されました。 私は台湾側での編集や取材