「相撲めし」琴剣淳弥先生の急逝
相撲漫画家の琴剣淳弥先生が60歳の若さで急逝された。元々が佐渡ヶ嶽部屋の力士。1976年に初土俵で、10年間力士を務めた。最高位は三段目46枚目。引退後にチャンコ店を船橋にて、ご夫婦で経営。その後に漫画家に転じた。日本相撲協会公認の漫画家として、相撲の世界や力士たちを描いてきた。ベースボールマガジン社「相撲」で連載されている「相撲めし」は、力士たちが好きな料理やお店を絵と文で紹介する楽しい企画。絵柄がとっても可愛らしく愛嬌があった。やくみつる先生の捻った漫画とはタイプが違った、ほのぼの系の漫画だった。雑誌の中でも癒しコーナーだったので、もう読めなくなるかと思うと寂しい。ちょっとこういうタイプの漫画家は他にいない。お会いしたことはないが、相撲の仕事繋がりでFacebookの友だちにもなって頂いていた。いつかお会いできる日が来るかと楽しみにしていたので、残念でならない。
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