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かたおか徹治「ファミ魂ウルフ④」

わんぱっくコミック・リバイバル12月配信から、かたおか徹治「ファミ魂ウルフ④」(徳間書店)。電子書籍版はこちら↓
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ファミコントーナメント関東大会も準々決勝を迎えた。地獄の穴から八丈字島で復活した熊田力也が千葉の漁師・逆叉ケンを一瞬で破り、僧・道元禅宗が栃木県代表・狐島陽子を心眼ワープで下し、天才・東大山学は新体操のホープ・蝶舞狐によるハイレグカットの色気でダウン。ここから「悪魔城ドラキュラ」で準決勝。道元禅宗と熊田力也の闘いは、念力と力の戦いとなる。蝶舞狐によるフェロモンや催眠術攻撃は、野生命知狼を幻惑する。果たして関東大会代表として全国大会に駒を進めるのは誰なのか?
 いよいよ関東大会も終盤の佳境に至る。個々の選手の強みと弱みが交錯して、勝敗が決する。理由のない結果はないのである。そして参加するのはプロフェッショナルな技術を持つとはいえ少年少女。大人に操られて能力や異才を高めてきたものの、素晴らしいライバルと能力を競い合ったことによって、人生のあるべき道を悟る機会となる。この大会をきっかけに自らの生きる道を主体的に決めて、新しい道を歩み始める若者たちに拍手喝采を送り、その道行きに祝福のエールを送りたい。

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