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「カツ丼願望」を老舗「燕楽」でかなえる

ずっと『カツ丼を食べたい』と思っていた。きっと誰かのSNS投稿を見て、意識にこびりついてしまったはずだ。そして『できれば「燕楽」のカツ丼で』と願っていた。しかし「燕楽」は池上にあり、目黒オフィスからでもかなり遠い。しかしある日「燕楽」が御成門にもあることに気がついた。いつの間にできたのだろう。ここなら目黒オフィスからも直ぐである。調べてみたらこちらの方が本家のようだ。師弟のどちらが旨いかは喧しいが、とりあえず「カツ丼願望」を満たしたい。来てみたら、かなり年季の入ったお店。聞けば創業72年とのこと。店内にはお店を描いた水彩画や「東京いい店うまい店」掲載記事も飾られている。




 ここで難問。メニューにはカツ丼がロース@1200とヒレ@1650の2種類ある。圧倒的にヒレの方が高い。しかしカロリーも気になる(手遅れかもしれないが)。老い先短いので、ここはカロリー優先でヒレ。揚げている大将は広島カープの新井監督のようないい男。出てきた「ヒレカツ丼」。肉はとても柔らかいのに、ちゃんと弾力がある。たっぷり入った玉葱のシャキシャキ感。ご飯はツユダクで、ご飯だけでも美味しい。これにお新香と豚汁が付く。かなりのボリュームで、マラソンで言えば40km過ぎたあたりから腹パンでヘロヘロ。満腹で美味しい完走であった。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13001487/


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