井上尚弥vs.ルイス・ネリ、もちろん井上尚弥は強かったがネリも健闘
東京ドームで開催された、ボクシング世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ。Amazonプライムで放映。結果的には、井上尚弥選手がルイス・ネリ(メキシコ)選手を6回TKOで下した。世界タイトル戦という意味では、これで22連勝。
第1ラウンドでは、絶対王者の井上尚弥選手がダウンする衝撃のスタート。初回に喰らったパンチのダメージは、かなり強かったのではなかろうか。やや足にきていた印象を受けた。第2ラウンドでは逆にネリ選手からダウンを奪い返し、そこからは井上尚弥ペース。ボディにフックと、的確に相手を捉えていた。それでも接近戦に持ち込むネリ選手は、打たれ強く強敵だった。井上尚弥選手がこんなに手こずったのは久しぶりだろう。
ネリ選手は防御はともかく、攻撃に迫力があった。もともとネリ選手は、12度もの防衛に成功した山中慎介選手からタイトルを奪取した、日本にとっては因縁の相手。しかしそれ以来、薬物反応や計量時の体重オーバーの連続などで、無期限出場停止処分を喰ったりしているので、その実力が計り知れない部分があった。井上尚弥選手はたしかに強かった。しかしネリ選手も讃えるべき実力と健闘だったと思う。観ていてとてもエキサイティングな試合だった。
それにしてもチケット代はすごい額。この額で東京ドームを満員にできる選手。その意味から言っても、井上尚弥選手は銭の取れるスーパーボクサー🥊。
https://sports.yahoo.co.jp/contents/16008
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