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大相撲5月場所は、関脇陣の鍔迫り合いの中で復帰した横綱・照ノ富士が優勝

大相撲5月場所が千秋楽を迎えた。優勝は3場所全休かつ膝の手術明けの横綱・照ノ富士(8回目・14勝1敗)。霧馬山戦の熱闘は観ていて、胸が熱くなった。霧馬山は大関昇進を実質決めた。
 この場所でポイントだったと思われる見どころ。
1️⃣優勝ラインの上昇
・ここのところ、ずっと12勝が優勝ラインだった。それが一気に14勝ラインへ。これは照ノ富士以外の力士は12勝が限界だが、照ノ富士だけはそれ以上の勝ち星を挙げられるということの証し。さすがの横綱・照ノ富士。
2️⃣関脇陣の躍進と大関への鍔迫り合い
・霧馬山、大栄翔、豊昇龍、若元春。今場所の主役は関脇陣だった。
2️⃣幕内復帰した朝乃山の活躍
・優勝候補筆頭に推していたが、期待に違わぬ大活躍。しかし元大関とはいえ、再入幕場所で12勝で三賞なしとはお気の毒。
3️⃣後半の錦木の変貌
・そもそも怪力だが、前に出ることで、目を見張るパワーアップ。
4️⃣北青鵬の規格外の相撲は今後の台風の目
・なぜあの「棒立ち」で勝てるのか、好角家の驚嘆。
5️⃣25年振りの決まり手「頭捻り(ずぶねり)」
・諦めない宇良の執念。さすがは宇良。
6️⃣再出場の力士
・高安、琴勝峰などケガの悪化が心配。
7️⃣激しい十両優勝
・Go Go 豪ノ山、怪物・落合が14勝1敗で優勝決定戦とハイレベルで優勝争い。熱海富士も健闘。
8️⃣ 後援会に入っている阿武松部屋
・部屋頭の阿武咲が勝ち越し、千秋楽の大一番に敗れた勇磨が十両昇進にあと一歩足りないか、慶天海は残念ながら一点の負け越し。Gueenコンサートがかぶってしまい、阿武松部屋千秋楽パーティーに出席できず。


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