駅弁秋の陣2023年結果発表イベント「宴」に物申す

駅弁秋の陣2023年結果発表イベント「宴」(1/12〜2/12)が、東京駅「祭」を中心に全国14箇所で開催されている。
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　JR東日本管内から49、それ以外の地区から10の駅弁がエントリーされている。「宴」に先立って、昨年の10/1〜11/30の期間で人気投票が行われている。その結果がそのまま反映されてはいないようだが、幾つかの賞が決定される。最高峰は駅弁大将軍、次いで駅弁副将軍。今回は大将軍に秋田「忠犬ハチ公の故郷おおだて鶏めし」(花善)が選出された。作り手の「花善」は第10回記念大会で「鶏めし弁当」で「10周年記念賞」を受賞している老舗。副将軍には山形県「牛肉どまん中カレー味」(新杵屋)が選出された。他には「味覚賞」「盛付賞」「掛け紙賞」「最多応募賞」「初陣賞」。さらに「エリア賞」が、北東北、南東北、甲信越、北関東、南関東、東京で設定されている。JR東日本域外からは『駅弁屋「祭」特別賞』が２件。全部で15の駅弁が表彰されている。
　しかしながら行ってみたものの大将軍「忠犬ハチ公の故郷おおだて鶏めし」も副将軍「牛肉どまん中カレー味」も置いておらず。最も魅力的に感じた北関東のエリア賞を受賞した栃木県「みぶのサビかん」(松廻家駅弁売店)も取り扱いなし。山葵味の干瓢巻き、それを初めて食べたのは九段下「寿司政」だったが、『こんなに美味いものが、この世にあるのか❗️』と思った一瞬だった。結局のところエントリー駅弁ではない「ほや弁」を買って帰った。
　そもそも「宴」に出てこない入賞駅弁は多い。従って「宴」はほとんど「駅弁秋の陣2023年結果発表イベント」の役割を果たしていない。垂涎だけを招くので、「宴」出品をエントリー条件に加えて欲しいと思う。また今回のチキン弁当とか何度も出場している有名駅弁のエントリー基準はどうなっているのかも明らかにして欲しい。おそらく３年に１回とかにしていると思う。何か歯止めがないと、崎陽軒「シウマイ弁当」が毎年「駅弁大将軍」となってしまいかねないから。

「駅弁屋祭」の「宴」コーナー

東京駅「駅弁屋祭」

受賞駅弁

「宴」開催場所