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「相撲」初場所総決算号が届く

大相撲初場所総決算号が届く。表紙は初場所優勝(3回目)の大関・貴景勝。腕には賜盃と愛息を抱いて、隣に北天祐のお嬢さんである超別嬪さんの有希奈夫人。巻頭カラー特集は「これが大関だ!」。
 三賞受賞は快進撃だった琴勝峰と実力をつけた霧馬山だった。優勝争いを引っ張った阿武咲が選に漏れたことは、相撲内容が素晴らしかっただけに残念。昇進力士たちは琴ノ若、若元春、湘南乃海。いずれも健闘した。特に湘南乃海は12勝と大健闘。春場所予想番付では新三役はいないが(再三役は大栄翔と翔猿)、新入幕に金峰山と武将山と北青鵬。特にカザフスタン出身の金峰山が楽しみだ。北青鵬は、あの棒立ちの取り口では幕内では苦しそう。朝乃山の幕内復帰が危なそうなのが残念。あの大翔鵬への一敗が悔やまれる。もっとも春場所がダメでも、次の夏場所には確実に幕内復帰するはずだ。十両昇進に友風が含まれていたことに感激。大ケガで序二段まで下がっていただけに、苦労して戻ってきたことに敬意を表したい。玉鷲の義弟である玉正鳳の十両昇進も、二人の縁戚を聞くと楽しくなる。
 そして宮城野部屋の快進撃。北青鵬は新入幕が確実。落合は幕下付け出しで全勝優勝して春場所で十両昇進という大相撲史上初の快挙を成し遂げた。他にも川副など有望力士が続々と宮城野部屋に入門している。もともと白鵬杯の実施など力士発掘に熱心だった宮城野親方。大横綱・白鵬のオーラもあって、これから有望力士は根こそぎ宮城野部屋に集まりそう。部屋経営でも「白鵬時代」がやって来そう。唯一の心配は、大けがの石浦が休場続きで三段目まで落ちていること。
 稀勢の里の最後の優勝額が、来るべき時期が来て国技館から外された。優勝額は全部で32枚飾られるので、稀勢の里の優勝からもう5年強が流れたということ。今後は二所ノ関部屋に飾られるそうだ。もう一つ、時の流れを感じるという意味では、初場所の十両力士全員が令和生まれだったこと。ただし春場所は昭和生まれの徳勝龍が十両に帰ってくる。
https://www.bbm-japan.com/article/detail/39182


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