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大宮レトロ「食堂多万里」

大宮での所用の前に「食堂 多万里」で腹ごしらえ。受付は食券制。とは言っても自販機ではなく、おばちゃん店員による対人販売。オーダーはラーメン炒飯@950。ラーメンは醤油が基本だが、塩にカスタマイズ。とにかく美しい。お店も料理もレトロそのもの。あゝ、古き良き支那そば体験。縮れ細麺は、緩く柔らかくクタクタに茹でられている。年配客が多いこのお店の優しさの表現である。焼豚もメンマも、味がよく漬かっている。ちょっと塩っぱめのスープに食が進む。半炒飯も家庭的な味で、とっても美味しい。最も感動したのは、咳が止まらない年配客に「大丈夫ですか?」とティッシュペーパーの箱を差し出したこと。このご時世、来店客も咳くしゃみには敏感。お店の緊張をさりげなく抑えながら、年配客にも優しい言葉をかける。これぞ大宮のおばちゃんの包容力。
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