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末廣圭「情愛迷路」

末廣圭「情愛迷路」。電子復刻第94弾。官能ロマン小説なので、今日のお話は女性の方々は読まなくて結構。人生には愛と欲望がつきもの。夫婦のすれ違いや、思わぬ誘惑に、迷い道ふらふら。https://www.amazon.co.jp/dp/B08DNGFWHW/
①黒の魔力
47歳の夫・勇介を持つ。今月はオーストラリア出張。内海美也・33歳の毎夜は寂しい一人酒。寂しさを紛らわせるために、かつての職場の同い年の同僚である沢木篤子を赤坂の寿司屋に呼び出す。顔色の冴えない美也を、篤子は赤坂のホストクラブに誘う。美也についたホストはケニア出身の純朴な黒人ジニーだった。
②虜
大邑正志・59歳は、30歳にして半導体メーカー「大邑精機」を起業して成功した。
結婚26年の妻である千種・51歳とは結婚26年。そんな夫婦生活に、やましさが生じたのは、野澤ゆり・24歳を社長秘書に採用してからだった。絶世の美女である、ゆりに求愛されて、半信半疑で応じながら正志は溺れてゆく。
③ヒヤリ・ハット
看護師、31歳の看護師・三咲文子は、バイク事故で入院して特別室に入った富裕な大学生である、二十歳の島田博文と原龍平から、夜勤時に誘惑される。女性を扱い慣れた二人に身も心も翻弄され、建築会社に勤める恋人である片岡篤志・38歳のことも忘れて、特別室で繰り広げられる3Pの狂宴。
④水魚の交わり
草薙祐一・36歳は、取引先の専務の娘である処女・静江を妻とした。結婚7年で29歳にして、その美貌は衰えず、愛娘・美央を授かった。しかし静江は祐一に心も身体も開こうとしない。美央の担任となった静江の同級生である富岡千香から、相談があると言われて、千香のマンションを訪ねる。祐一は妻・静江の驚くべき過去を聞く。

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