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末廣圭「援女体」

末廣圭「援女体」。電子復刻第90弾。官能ロマン小説なので、今日のお話は女性の方々は読まなくて結構。今一つ元気のない会社の男性たちを、援助交際ならぬ応援交際しようと、仲良し4人の美女OLは四谷の小料理屋「いまい」で気勢を上げる。先ずはボス格の佐々木由紀子から行動開始。愛社精神と、互助精神。こういう会社があればいいなあという男の願望。さぞや出社も楽しかろう。意外や男性陣が、実力も気力も充実。背中を押してくれる女性がいれば、勇気千倍であろう。https://www.amazon.co.jp/dp/B08DNFJGYT/
①「男の実力」〜経理部の佐々木由紀子・35歳は、会社の実力者である山崎常務・55歳に相談があると接近する。なじみのスナック「あやめ」に連れて行かれた由紀子は、山崎のママへのあしらいを見て、その男ぶりを見直す。彼の隠れ家マンションで、由紀子は山崎のがっしりした体格と立派な男の象徴を見て、いつも背中を丸めて歩いている初老の男の真の実力を知る。
②「極限の快楽」〜販売促進部の安斎聖子・27歳は、もともとセックスに気乗りがしないタイプ。今回の四人組の決起集会にも不安を感じる億劫さだった。そこを心配して、職場を訪ねてくれた「いまい」のマスター48歳と、お座敷しゃぶしゃぶ。お座敷でアプローチをかけられ、聖子は身も心もトロトロになる。
③「噴きかけられて」〜役員秘書の廣田えり・30歳は、残業中だった販売促進部の新入社員男子の岡島と白石に声をかけたことで、彼らが販路に困っていた外国製の女性ランジェリーのモデルとなった。えりに憧れていた二人のエスカレートする要求に、えり自身も興奮して、遂に3Pに。それ以来、進んで残業に勤しむ新入社員たち。
④「裸で乾杯」〜宣伝部の和泉明菜・24歳が長い会議を終えて、遅いランチに入ったファミレスで、寂しげに座る同じ会社の岬潤一・37歳。明菜は、彼が勤めていたIT企業が倒産して、再就職の試用期間であることを聞く。励ます気持ちで夜のデートを約束した明菜は、勢いで彼のマンションに押しかけて懇ろになる。本採用になった岬は秘書室配属となり、実は外国語万能の優秀なビジネスマンだった。

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