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学芸大学「松野」絶妙の鮨とトーク

学芸大学「松野」は、学芸大学駅から徒歩で7〜8分の住宅街にあるお寿司屋さん。店主の松野 友喜さんのお父さまである故松野義一さんは、料理の鉄人である。お店は横浜「松葉寿司」で、クリントン大統領にも寿司を握ったことがあるそうだ。
シックな店内で出る独創性豊かな料理の数々。もちろんお刺身や焼き物、煮物も出るけれど、一工夫がある。鯨のお刺身は、ニンニクスライスを乗せて胡麻油で。焼いた白子には、トリュフオイルが垂らされ、トリュフバターとキャビアが乗っている。雲丹は殻ごと。このお店の白眉は鯵フライ。みんな鯵フライのタルタルソースがお目当て。細かく刻まれた玉葱の食感を楽しみながら、爽やかな酸味が身体に浸透する。タルタルソースをお土産に持って帰り、自宅で酒の肴にする方も多いという。この日は寿司の出る前に満腹になってしまい「せめてこれくらいは食べて帰って」と言われて、出たのが「イカ墨酢飯手巻きロール」。ご父君が「料理の鉄人」で出したレシピだそうだ。
料理が美味しいのはもちろんだが、松野さんの話が面白い。料理の解説もユーモアたっぷりで、自らの学生時代の悪ガキぶりも、身振り手振りで面白おかしく話してくれる。自分のような話題の乏しい人間には、料理ショーを観ながら会食出来るような楽しさだった。気になるお値段は、予算を伝えれば、その枠内で収めてくれる。20180622
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13219630/

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