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味噌ラーメンにおける二つの間違い

お目当てのお店が休業中になっていたので、前から気になっていた「北海道ラーメン荒川みそ大将」に転進。お客さんが手土産を持参したり、交通事故話をしたり、店とお客さんがフレンドリーな関係が見てとれる。オーダーは「味噌からじゃんラーメン」@880。注文の7割がこのラーメンとメニューに書いてあったのに釣られたのが間違いの始まり。辛さは6段階から選ぶ方式で、辛さ4を選択。こういう時に辛さ1を選ぶというのも男の沽券かかわる。というのが第二の間違え。

 バターコーンをトッピングして意気揚々と丼に向かう。しかしスープを口にして「うっ!」と呻く。辛いのである、ものすごく辛いのである。辛さ4でこの辛さなら、辛さ5や6なら試合放棄に至ったであろう。幸いにしてというか、自分のような勘違い客が多いからか、穴の開いたレンゲが用意されている。これでならスープを飲まずに麺と具だけを食べることができる。それでもレンゲの底に残る赤い唐辛子🌶の粉末。口が熱いのを通り越して、痛い段階に入っている。麺は西山製麺で、味噌は北海道産ということで、きっと美味しいのだろうが、もう美味しいとか美味しくない以前のカオスであった。内心で「ふつうの味噌ラーメンにしておけばよかった」と後悔。食べ終えたお会計で、綺麗なお姉さんが「辛かったでしょう?」とニッコリ笑ってポイントカードをくれた。五反田「ファイヤーホール4000」女性店員もそうだった。こういう辛いのがウリのお店は店員さんもお客の悶絶を楽しんでいる。いやあ次は王道「濃厚みそラーメン」でお願いします🤲

https://s.tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13250465/

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