見出し画像

大相撲7月場所のコロナ対策

大相撲7月場所のチケットがネットで買えた。しかも入手が最も困難な千秋楽の切符。念願の千秋楽リアル観戦が実現。やはり感染者急増を、皆さん警戒したのだろうか。このところ外国人客も多く、ほぼ入手困難な状況だったので、ある意味ラッキー。この日は2階椅子B席で観覧。土俵が見やすくて、マス席より姿勢がずっと楽でいい。
 千秋楽で観たかったのは、テレビ放送が切れてしまう、内閣総理大臣杯以降の優勝表彰と儀式。モンゴル国総理大臣賞、日仏友好杯、メキシコ合衆国友好杯、ハンガリー国友好杯、チェコ国友好杯、優勝額授与、愛知県知事賞、名古屋市長杯、中日新聞社賞、奈良県知事賞、CBCテレビ賞、東海テレビ放送賞、殊勲・敢闘・技能賞授与式、出世力士手打式、神送りの儀式。本来である名古屋場所の流れで、名古屋系の表彰が多かった。意外と、みんな最後まで観ていて、各国表彰も盛り上がっていた。
 この日の国技館での開催運営の詳細を検証。平素のイケイケノリノリのムードではなく、味気ない面もある。しかしこのご時世、無観客でないだけ、いや開催してくれるだけでありがたい。
①入場開始は13:00(これまでは8:30)から。三段目以下の取組は観ることができない。観光客や接待客がいないせいか、早めの時刻から好角家で所定席は満席。
②ソーシャルディスタンスの確保。入場は一列整列で待機するため、長蛇の列。座席はマス席も椅子席も4人に1人。夫婦やカップルでも離れ離れ。逆にゆったりと観れる。売店も予約制を推奨。
③東京都との連携でコロナ禍防止キャンペーン。節目節目で三密回避などの非懸賞幕が土俵上を巡回。もちろん会場側も観客も全員マスク着用。館内を協会警備員が巡回して、マスク着用をチェック。コロナ物証なのか入場券は14日間の保管呼びかけ。
④飲食は原則自粛。「雷電」などの館内飲食店は閉鎖。売店の営業は5時までで、飲食販売品目も焼鳥のみ。あっという間に売り切れ。飲酒は禁止。飲食物の持込禁止。
⑤声援禁止。応援は拍手か応援タオルで。力士や親方の出待ちも禁止。君が代斉唱もマスク着用で、心の中で歌えと。コンサート会場のように森閑としており、力士が土俵に倒れるドゥという音がハッキリ聞こえる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?