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広報としての転職活動を振り返ってみる

みなさんこんにちは、やえがしです。
アドベントカレンダー企画を使って今年中に書きたい記事を書いてしまおうという企みその2。

2023年を振り返ると一番大きなできごとは転職をしたことでした。

ただ、その過程はうまくいかないことも多々ありまして。私の経験がこれから転職を考えている広報さんや誰かの役に立つならと思って書き始めて見ました。

前置きが長くなったけど、そんなことを振り返って書いてみたいと思います。

この記事は広報note勉強会主催の今年の振り返りアドベントカレンダーの12月10日担当の記事です。


この記事を読んでほしい人

  • 広報として転職したいなと情報収集してる人

  • 転職するときにどうやって活動してるのか知りたい人

  • 自分のやったことを残しておくためのやり方を知りたい人

前提「そもそも転職することを勧めてるわけじゃないです」

人によって転職することも、同じ会社で長く働くことも、はたまた独立するという選択肢もあるし、何が正解とかはないです。

この記事では転職した時の記録を書きますが、転職を推奨しているものではないので、そこはご理解お願いいたします。

選択肢のひとつとして選んだときに、なにか役に立つならいいなと思ってます。

さて、じゃあなんで私は転職を繰り返してるのか。

答えとしては、独立してお金を稼ぐイメージがなかったし、誰かと一緒に組織で働きたかったから。会社を転々としてるのはいろんな理由がありますが、前向きにいうなら成長とか挑戦とかキャリアアップのために職を変えました。後ろ向きな理由はまぁ、メンタルダウンとか人間関係とかw
(どこでもある問題なんだけどもね)

ちょっと脱線しちゃうけど、マーティンさんのnoteを読んで、私もジョブチェンジのことを書いてみようって思ったので、軽く経歴を紹介します。

私は2011年に新卒で社会人になりました。苦労して就職したのは大手上場企業の法人営業。アウトソーシング事業を手広くやってた会社で、コールセンターとかバックオフィス処理とか、社内ヘルプデスクとか、そんな業務委託事業の新規営業、既存取引の交渉(拡大とか品質改善とか価格交渉とか)をやりました。

その後は一社目の元本部長に誘ってもらってスタートアップへ。toG(国とか自治体とかガバメント相手の仕事)をやってるスタートアップで、子育てアプリの機能企画とか、ホームページのリニューアル設計とか、ユーザーのアクセス分析とかアンケート調査とかいろんなことをやりました。最後は誘ってくれた元上司の頼みで自治体営業もしました。

コロナ禍を経験して、子育てしながらどう働くのがよいのか考えていたときに、市場価値を知りたいなと転職活動しようかと思いたった矢先にスカウトをもらって、面談したのが前職の3Dアバタープラットフォーム事業などをやっていたスタートアップ。

これから伸びていきそうだし、オフィスも家から近いし、楽しそう!と思っていたらあれよあれよと決まって2021年1月から入社。そこでマーケティングポジションの取締役の補佐をしつつ、広報担当としてジョブチェンジして、広報のお仕事を始めたわけです。

いろんなタイミングとか事情があって転職はしてきたけど、キャリアを見据えた転職でも、ジョブチェンジでもなくて、流れに任せてやってきて、結果オーライなんだけどもとても危うい生き方だったなと振り返ると思います。

転職活動、何をして何がポイントだったのか?

上記の通り、転職はしてきたけどちゃんと転職活動をしたことはなくて、ご縁でやってきた私でしたが、今回はちゃんと納得のいく転職をしたいと思って、活動を始めました。

まずは自分の譲れない軸を決めて、それを元に求人媒体で仕事を探しました。

いくつか条件はありましたが、優先したのは広報の仕事ができることと、フレックスで働けること、年収面などです。
子どもの朝の送りをする関係でできるだけ始業は遅くて柔軟に働けそうな会社を探しました。

媒体は2つくらい登録して、スカウトくれるエージェントさんにも6、7人は面談してみて伴走してくれる人を探しました。

たくさん面談するのは大変でしたが、職務経歴書とか面談のポイントを指摘してもらえたり、人の目が入ることでよかったこともたくさんありました。

勉強になったのは、職務経歴書の欄を直近の内容から順に古くなるように書いたらとアドバイスもらったことです。
ずっと広報をやっていたわけではないので、広報の仕事として何をやってたかをアピールするためにも、最初に今の情報を載せたほうがいいと言われました。

あとは、SNSでフォロワーが増えたことや自分が関わっていた企業noteのリンク、広報note勉強会のことなども書いて、書けることはとにかく実績として載せました。

それだけいろいろ書いてても、広報経験3年未満だからとか、メディアリレーションズも経験不足だとか、KPIとかデータで語れるものがないとか、ほんと書類も通らず、面接で落とされることもしばしば。何度も心は折れかけました。

でもそんなときも軸に立ち返って、なんで転職したいのか、このままじゃだめなのか、どうなりたいのかを考えて奮い立たせて続けました。

広報の友人に言われたのは、納得するまでやったほうがいいということ。
内定が1個しかなくてそこに決めたとして、それは自分が選んだと言えるのか?と考えたほうがいいと言われたのが心に残ってます。
なので50社くらい応募したと思うのですが、最後は納得して選んで現職に入社してます。それがあると覚悟が違うなと思いました。

なので、ポイントとしては

  • 転職するときの譲れない軸や条件を決めて、自分が納得できるだけ諦めずに活動する。

  • 自分のやってきたことを最大限アピールする。小さなことも職務経歴書にかく。

  • やってきたことは見える形で残るようにしておくと良い(noteとかNotionとかなんでもよいけど)

と思います。

転職活動を振り返って思ったこと

ほんと転職活動では選ばれる側であることを感じたし、35という年齢や経験年数3年未満というところに足を引っ張られるのを感じたので、ほんとにキャリアを考えたり今の仕事でいいのか悩んでるなら、早めに市場価値を試すだけでも経験になると思います。

いいエージェントさんとつながるとか、外の人と話すことで視野が狭くなってたことも痛感するし、自分の実力値も測れるのでおすすめしたいです。

まぁでも大変なのは間違いないので笑
根気と覚悟は必要かもですが、長い人生ですから立ち止まって考えるのも大事だと思います。

これを読んでくださったあなたの未来が少しでも明るくなる一助になれたらと思います。


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やえがし|インタビュアー&ライター&PR担当
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