インタビューにも日常会話でも使える「相手を心地よくさせながら話を聞くための5つのポイント」
こんにちは、やえがしです。
この記事は以前オンラインイベントでお話させていただいた内容を書いてます。
内容は「相手を心地よくさせる話の聴き方」です。
社員インタビューや、noterさんへのインタビューを20名弱行ってきた私が考える話の聴き方です。
何か相談を持ち掛けられたとき、嫌なことがあって話を聴いてほしいと言われた時など、話をしっかり聞きたいときにどうやるのがいいのかというポイントを5つお伝えしたいと思います。
もちろん、日常会話で話を聴くときにも使えるポイントだと思います。
話を聞くのが苦手とか、相手とうまくコミュニケーション取りたいけど悩んでいる、という方は読んでみてぜひ試してみてください!
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相手を心地よくさせる話の聴き方とは?
まず、あなたはどんな人に話を聴いてもらいたいでしょうか?
またどんな人には話を聴いてほしくないでしょうか?
私の考える話を聴いてほしくない人はこういう人です。
では、話を聴くときに最も重要な点は何でしょうか?
それは、
ということです。
当たり前と思うかもしれませんが、これが皆さんできていないことが多いと思います。
では、相手にたくさんしゃべらせ、心地よく話してもらう方法についてポイントを説明したいと思います。
ポイント1 相手の話を遮らず、沈黙を恐れない
これはどういうことかというと、相手にたくさんしゃべらせることが重要とお話ししましたが、そのためにはまずは相手の話を聴ききることが大事です。
話している途中で口をはさみたくなるかもしれませんが、そこはぐっと我慢して、話が終わるのをじっと待ちましょう。
その際に沈黙が訪れてもかまいません。
(10秒とか長いものは不安になりますが)
ある程度の沈黙は、お互いに話の内容を考える時間になるのでOKなのです。
まずは辛抱強く、相手の話が終わるまで聴きましょう。
ポイント2 話の内容を否定せず、受けとめましょう
これは、心理学のカウンセリング療法でも行うことですが、人間は話を否定されると身構えますし心を閉ざしてしまいます。
ですので、肯定できなくとも、話を受けとめるということが大事です。
心理学では「受容」といいます。
相手の話を聴いて、そうなんですね、とか、○○なんですね、とか話を受けとめる返しをすることが大事です。そうすると相手は安心し、心を開いて話をすることができます。
ポイント3 相槌をしましょう
人間は動物なので、相手からの反応がないと不安になります。
話を聴くときにはうなずきや、うんうん、ええ、なるほどなどの相槌をうつことを心がけましょう。
特にオンラインの場合は、表情の変化などもわかりにくいですし、マスクをしているとなおさらです。
そんなときは、笑うときには目を細める、うなずきは大きくする、身振り手振りを使う(拍手するとか)をすると、相手に聞いているよ!というのが伝わりやすくなると思います。
ポイント4 話の内容を要約してみましょう
これは少しスキルがいりますが、相手が話し終わって、そうなんですね、と受け止めた後に、今聞いた話を要約して伝えることを心がけてみましょう。自分が話した内容って忘れがちですが、話を要約してもらうことで内容が再度インプットされて残りますし、気持ちや内容を深堀していくこともできます。
また、話を要約できるということは話をきちんと聴いていたということなので、話者は安心しますし聞き手への信頼も生まれます。
でも要約なんてできないよ、という方にでも簡単にできるテクニックをお伝えします。それは「オウム返し」です。
オウムが言葉を繰り返すように、今聞いた話をそのまま繰り返すだけです。
例えば「来月までに3キロ痩せたいの」といわれたら「そうなんだ、あなたは来月までに3キロ痩せたいんだね」というだけです。
これならだれでもできそうじゃないでしょうか?ぜひ試してみてください。
ポイント5 相手の素敵なところを褒めましょう
褒められて悪い気がする人はまずいないのではないでしょうか。
話を聴きながら、素敵ですね、とか、いいですね、などと相手を褒める言葉を使ってみましょう。すると話者もいい気分になってより話をしてくれるはずです。
できるなら、どこがよかったか、何に共感したのかなど、ポイント4の要約する、オウム返しする、などのスキルを組み合わせてみると、より具体的になって相手に伝わりますよ。
以上が私の考える話を聴くポイント5つでした。
まとめると
ということです。
これを実践するとあなたもきっと聞き上手になりますよ!
ぜひ試してみてください。
最後におまけですが、
インタビューなどで話を聞くときには、ここにプラスして「話を深掘る」ことが大事です。
出てきたワードや体験について、なぜそう思ったのか、やろうとしたのか、やってみてどう思ったのか、など感情や考えを聞くような問いができると、インタビュー内容がぐっと具体化して読み手にも伝わるものになりますよ。
これはテクニックもいりますが、常に「なんでだろう」という視点でお話を聞くと実践しやすいので、試してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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