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「怪談怨霊館」お化け屋敷プランナーCOCOさんのこわーい怪談文庫

「怪談怨霊館」を読みまました。この作者であるCOCOさんは元々、京都怨霊館というめちゃ怖くて面白いお化け屋敷をされていた方で、その方が書く本なら面白いに決まっていると思い、書店で探しまくって購入した本です。お客さんから聞かれた怪談からご自身の体験談まで、さまざまなジャンルが詰まった一冊でした。以下ネタバレ含んだ感想です。


ネタバレ含むと言いつつ、多分そこまでのネタバレはないと思います笑。どの話も良かったのですが、個人的に好きだったのは隙間、つくし様の願い事、コールセンター、動くお椀、空き家での体験談、このあたりは好きな部類です。

・隙間はちょっと最後がモロすぎる気もしますが、自分だけが変に感じるていうのは嫌ですよね。

・つくし様は起こる怪異も怖いですが、本当に怖いのは人間なのかも? と思わせてくれる一話です。綺麗にまとまっていていいですよね。

・コールセンターは割とオーソドックスな感じですが、こういう感じは色々と考えてしまって怖いです。仕事で電話を使うことが多いのでなおさらですね汗。

・動くお椀はこれもよくある感じのお話ですが、シンプルに気持ち悪いです。知らないでいた方が幸せだったかもしれません。

・空き家での体験談は、これはどちらかというとヒトコワ系かも? 生きてる人間が一番怖いとはよく言いますが……。

好きだった作品だけざっと簡単に書いてみました。怖い話もいいのですが、間にある心霊スポット紹介も地味に好きです。ちらっと調べてみましたが、COCOさんて色んなスポットに行かれているんですね!! すごい!! 昔は開催されていたようですが、一度生でCOCOさんの怪談を聞いてみたくなりました。

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