【名探偵ポアロ ベネチアの亡霊】それは霊か人の仕業か

名探偵ポアロ　ヴェネチアの亡霊を観てきました。こちらもあの有名なアガサクリスティの小説が原作ですが、またしても読んでないのに観るという。一度はちゃんと名作と呼ばれる昔の小説を読まないと、とは思っているのですが……。脱線しました。単刀直入にこの映画、面白かったです。こういうの好きなんですよね〜。以下、ネタバレ含む感想です。

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細かいストーリーとかはおそらく散々語り尽くされているので書きません笑。映像の撮り方がすごくいいのです。ホラーじゃないと思っていたのですが、結構怖い感じで、嵐の夜なので画面も暗い。ちょいちょいびっくりする所もあったり……毒を盛られたことによる幻覚なのですが、思わず心霊を信じてしまいそうになるような、ホラー映画のような、そんな感じの怖さを終始醸し出しています。それでも冷静なポアロは霊現象をばんばん解き明かしていきます。ああいうおじさまになりたいですね笑。

真犯人や毒を盛られたというのがわかったのは、本当に最後の方で、恐怖は考える力を奪うのは本当ですね笑。物語の一員みたいな感じで終始観ておりました。ドルビーシネマで観たので尚更没入感が高くて。

この映画、ドルビーで観ても意味ないんじゃないか？ て思っていましたが、これが本当の黒を思う存分味わえます。あと音が本当にすごくて。1箇所どうしても苦手だなあと思ったのが地下牢からドーンドーンて音がするシーンです。ドルビーだとあのドーンが座席が揺れるほどの爆音で、地震の発生直前みたいな感じがして、パニックになりそうでした笑。あそこは別の意味で恐怖🫨

そこまで期待はしていませんでしたが、思っていた以上に面白かったので、大変満足した映画でした。

#ネタバレ