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cactuses_manga
なんかちょっと小綺麗なマスク。
私には欲がないと思っていた。
少し詳しく言えば、こだわりがないのである。
同級生は大学へ通う時、
髪の毛を綺麗に巻いて、ばっちりメイク。
これからデートですかと言わんばかりな
気合の入った洋服と色のついたマスクをする。
私にはわからなかった。
ブランドは何でも良くて無地の服。
こだわりがないので大体化粧品もその辺で、
マスクもその辺で398円50枚入りで売ってる物だ
私にはこだわりへの魅力がわからなかった。
ある時母がマスクを買ってきた。
いつもとは違う肌色の、形の違うマスク。
テレビで盛れると巷で流行っている様だった。
次の日大学にそのマスクをつけて行ったが
少しだけワクワクした。
いつもと少しだけ違う、
その日1日、単純な私はずっとワクワクしていた。
マスクだけでもこんなに変わるのか。
1つの物でもこだわってみようかな、
明日も付けようかな
次は何色のマスクを買おうかな
何て考えながら
帰路に着いた。
とても楽しかった。
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