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料理が上手い人、センスがある人

私は結婚するまで料理をほとんどしてきませんでした。
母が作るのを何となく見ていたり多少手伝ったりすることはありましたが、晩ご飯を担当することがなく、結婚して初めて本格的に料理をしました。結婚して2年、毎日作っているので多少出来るようにはなりました。むしろ料理は家事の中でも好きな分類です。

そして、私は他の人より鼻が効くらしく、料理の匂いを嗅いだらなんとなく何が入ってるか分かるようになりました。
何と何を入れたらこんな感じの味になるというのも鼻が良いおかげで割とわかるようになりました。
なので大きな失敗を料理でしておらず、成功体験を積み重ねてきているので料理が好きなのだと思います。

父の料理

学生時代、時々父が昼食を用意する時がありました。と言っても料理とは言えないくらいのレベルで、即席麺を焼きそばにアレンジしたり、小麦粉を溶いてイカ焼きを作ったり、とにかくセンスが無いです。
ただ好きなものを混ぜて炒めて満足しています。もちろん作ってもらったので感謝して食べますが(笑)

雑炊

先日、母の体調が悪く父が張り切って夕食を作ると言い出しました。母はまぁ作ってくれるなら任せようと思い出来上がりを待っていたのですが、完成したのは豚肉雑炊。
名前だけを聞いたらお肉の入っている雑炊なので美味しそうと思うかもしれません。
ですが母曰く、父は調味料の使い方が壊滅的で、ただ薄味の雑炊(ベースはほんだしかめんつゆ)に豚肉を放り込んだだけだったのです。
出汁も何もでていない具材を雑炊に放り込むとこんなにも美味しく無いのかと思ったと言います。

料理のセンス

雑炊を作るなら、出汁に鶏肉やきのこなど食材から出汁がでるものを入れなければ深みも何もない食べ物になることが父には分からないようです。
ただ作ったことに満足して美味しい美味しいと食べていたそうです。
料理が上手な人、味のセンスのある人は食材や調味料の使い方がとてもうまく、最大限にその良さを活かせる事なのだなと感じました。

かく言うわたしも父の事を偉そうに言えるほど料理を極めれていません。これからは食材と調味料の組み合わせを研究し、美味しい!と一口目で言える料理を作ろうと、この雑炊の話を聞いて思いました。

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