コロナ前とコロナ後でガラリと違う職場の雰囲気

こんにちは。
コロナ期間中がいつまで期間中というのかわからない日々が続いていますが、マスクをつける外出もだいぶ慣れてお過ごしでしょうか？

自営業の方や個人でお仕事をされている方もコロナ前と今とでいろんな変化を感じていると思います。

会社で他の方と一緒にお仕事をされている方は、職場の雰囲気はいかがでしょうか？

やどかりやどこの会社内は、コロナ前と後で雰囲気がガラリと変わりました。

私のの会社のことを少しお話しますね。

■規模：30名ほど(他にも支店等あるけれど、自分のいる拠点のみの人数）
■やっている仕事：デスクワーク（経理）
■机と机の距離を1.5メートルほど開けて各自が着席
■なるべくローテーションを組んで、在宅や休業を推奨

と、時代の流れに沿った働き方を推奨している点、とてもありがたく思って働いています。

▼コロナ前

コロナ前は仕事中のお昼は、
みんなでわいわいご飯をもちよりながら
大きい机を囲んで食べて話題も尽きなく、
楽しい昼時間を過ごしていました。
仕事に集中している時間はシーンとしていますが、会議や議論がたくさんされていたので、人の声が飛び交うにぎやかな職場でした。

▼コロナ後

コロナ後は、在宅する日と出勤日がシフト制になりました。

集まってご飯を食べることは禁止になりました。

出勤する人は毎日、
朝・昼・帰社時に除菌すること、
寒くても暑くても窓は開けて換気しておくこと

などなど、たくさんのルールが新設されました。
業務効率化や働き方改革になっていないんじゃない？
というくらい、
やることが増えました。

なにより
休み時間など、だれとも集まってご飯をとらなくなったため、
よくみると、一人でもくもくとご飯を食べ、離れた場所で会話が少しあっても、すぐにまた静かになる、という独特な雰囲気になっています。

コロナ前→みんなで集まる・にぎやか
コロナ後→一人の時間を大切にする人が増えた

という変化を目の前で体感しました。

１一人SNSで彼氏や友達・家族と会話を楽しむひと

２．勉強の時間に充てている人

３．睡眠やをとって休んでいる人

この三つに大きく分かれています。

なんとなく、一人でご飯と食べていると、
「なんかあったのかな？」
「あの人一人でご飯食べてて、とっつきにくい」
「話しかけづらい」
というレッテルのようなものを無意識に持ちがちでしたが、
それがなくなりました。

1人でいても、なんとも思われない、

このことが、こんなに精神的に安定するとは思わなかったので、新鮮な発見でした。

いかに他の人から見た自分というものを意識しすぎていたかよくわかりました。

コロナ、という強制力が働いたとはいえ、
他の人と絡むことなく、個々人が自分のやりたいことに没頭している、
そんな人がほとんどになり、居心地の良さを職場で再発見できました。

精神的な疲れ方がコロナ前より減ったな、と感じます。

▼コロナ明けの予想

コロナウィルスに対する強力なワクチンが作られたとしても、
そのあと、完全に前の生活スタイルには戻らなそうと言われていますよね。

私もそう思います。

過去にいろんなウィルスがパンデミックになって世界的大流行しました。

天然痘、ペスト、エイズ、インフルエンザなどなど
(参照サイト：大幸薬品株式会社HPより）

大流行の期間中は、「いつまで続くんだ」と思われていた感染症も、
時間の大小はあれ、振り返れば、
有効な治療法や対処が見つかって終息したり、
抑止されていますから、感染者は一定まで増えたとしても
コロナもきっといつかは終息すると思われます。

でも、コロナ前の状態に完全に戻ることがないだろうな、
と私が思うのは次の２つの理由からです。

１．近くで会話することのリスク、が常識として広まってしまった

２．直接会わなくても、できることが増えた

１．はマスクなしの会話やくしゃみ一つで沢山の飛沫が飛ぶことが、メディアで繰り返されて、全世界の人が常識として認知しました。

そのおかげで、

一定数の人（高齢の方、持病を持っている方、予防意識が高い方、小さなお子様を持つ方）はコロナが終息した後も引き続き、今の生活様式を保とうとする、と考えられるからです。

２．はZoomやSkypeなどのオンラインでリアルタイムにつながれるアプリのおかげで、実際に移動したり、直接会わずともできることがあることがわかりました。

今までは、人に合わないと礼儀に反する、とか
会議は直接目を見て話さないと伝わらないだろう、とか
実際に商品を見ながら説明してもらわないとわからない、など

「実際会うのが常識」と言われた商慣習も、
その常識がなくてもできることがわかりました。

もちろん、
本当に会ってやり取りすることが、誠意ややる気の度合いをアピールするのに効果的であるのは確かです。

でも、オンライン上だけでも、お互いの時間を無駄にせず効率的に伝え合うことができる、とわかってきました。
これは素晴らしいシステムを開発してくれた各アプリの会社のおかげでもありますが、コロナ終息後に、

「じゃあ、また昔のように会いに行くやり方に全部もどしますか」
と、オンラインツールを使わなくなるかというと
そうではないはずです。

人は便利さを知ってしまうとなかなか手放せないものです。
仕事のやり方だけでなく、プライベートの過ごし方も大きく変わってくるでしょう。

みなさんの周りの環境は今はどんなでしょうか？
そしてこれからどうなると思いますか？
もしよかったら、ご意見をコメント欄で教えてくださるとうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。