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沖が美しい沖美町

 二月六日に予定通り北海道に戻っていれば、大雪の影響でそのまま数日空港で寝泊まりしていたかもしれない。
 なにせ六日の午後から数日JRもバスもすべて運休という非常事態。
 乗り継ぎの成田までの飛行機がコロナで減便になり、それでも成田からのジェットスターは変更手数料がかかるし、成田までの便も予約しなおしたら結局高くなってしまったけれど、それでも島生活延長でよかった。

 で、その分のもと取ろうじゃないけど、せっかくいるならってことで、前回の天狗山に続き、いろいろ行ってみた。

沖美町

 謎のリゾート感がある沖美地区。瓦屋根じゃない屋根の家が多いが生活感があまりなくて、別荘とかなのかもしれない。

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 この辺は山道から海を見下ろすドライブだけでも楽しい。 
 鹿田公園の展望台から見下ろす海も絶景だ。

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鹿田公園から入鹿海岸へ。
江田島の数少ないビーチ発見。

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 最初島に来る前は、南の島のフローネの島みたいなのを想像していて、
♪潮風を頬に受け、はだしでかけてく~♪ みたいな島を期待したけれど、そもそもごつごつの岩で囲まれてる島で、このビーチも砂浜というよりは砂利浜というか、ここ海水浴するとしたら絶対裸足で駆けたら痛いと思う。

入鹿明神社

 海水浴場のすぐそばに神社があるのがおもしろい。

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 この上にある岩、動物に見えるといわれているけど、何だろう……。

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 私は羊に見えるんだけども……。

 ところで、この浜の石をとると神罰があると言われてるらしい。
 私は石拾ったけど全部投げたから!
 なんで投げたかというと、夫婦岩をみつけたから。

夫婦岩

 ビーチは歩くとすぐごつごつ岩で、そこには夫婦岩がある。

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 ウサギの額みたいなところに石をのせるとラブが叶うという恋愛パワースポットらしい。

 だがしかし、どこがウサギ・・・?

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 角度が悪いのかと岩をよじ登り海の方にも回ったが、いまいちどこに石を乗せればいいのかわからない。しかもうまく石が上がらない。

 しかし私は過去に筑波山のガマ石の口の中にも石を入れた実績もある。
 しかも夫婦で一度失敗しているのもあるので、ここは激しく願掛けしたい! そこで石をせっせと広い、岩によじのぼり、風にあおられ、海に落ちそうになりながらも、汗だくでがんばった……が、のったかどうかも見えないし、そもそも何をもって成功とするのかがよくわからなかった。

 時間は17時過ぎ。
 このビーチににはウミノスという宿?レストラン?があり、日帰り入浴もできるという。

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 しかも銭湯料金。
 パープルサンセットを見ながらの入浴素敵!ってことで、もう夫婦岩の願掛けはあきらめて、ふらふらと展望浴場に向かった。

 その時、地元のじいちゃんが散歩中ですれちがったので、話しかけると、なんとこの夫婦岩!台風で岩が流された上に上部もなくなり、じいちゃん曰く「あんなの意味ないよ」

 汗だくになって海に落ちそうになって必死に石投げてた苦労は一体……

 まあ、こんなんでラブがうまくいきゃ苦労しないんだよっ!

 そんなわけで気を取り直して展望大浴場へ

海が見える展望浴場

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 まあ御覧の通り窓の下の方は白くなってて、海を眺めながら湯につかるということにはならないけれど、なんかいい感じの音楽が流れてるし、この時はたまたま貸し切り状態で(別な日は地元の人がわりといた)、かなりリラックスできた。

 リラックスといえば、展望浴場のある四階には海を眺めながらのマッサージチェアーがある。

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 ここから海眺めながらのマッサージが個人的には展望浴場より最高!

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 お風呂もよかったけど、サンセット見ながらのマッサージは極楽気分。

 夜に染まる海はこんな感じ

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 この辺に来るとちょっとしたリゾート気分が味わえる。
 何より沖美町は夕日がきれい。

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 そして夕日の絶景スポットといえば、このビーチの近辺、砲台山こと三高山。宮崎駿のラピュタの世界とも言われているこの場所への探索は、待て次号! 俺たちの旅は始まったばかりだ!(終わりフラグやんけ笑)


 

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