やどかりハウスの日々

やどかりハウスは街の中に「雨風をしのぐ場」を作る取り組み”のきした”の一つとしてコロナ…

やどかりハウスの日々

やどかりハウスは街の中に「雨風をしのぐ場」を作る取り組み”のきした”の一つとしてコロナ禍に始まった場です。一泊500円で街のゲストハウスに宿泊できたり、昼間休めたりできます。これまで140名以上の方が利用されています。大切なことが言葉になってきたので、綴っていきたいと思います。

  • やどかりの出来事

    やどかりハウスでの出来事やイベントなど

  • やどかりシネマクラブ

    やどかりシネマクラブについてのお知らせです（仮）

  • やどかりハウスの隣から、

    「やどかりハウス」の日々を「お隣さん」として見つめる人たちによるの小さなエッセイ

  • 家出チケット賛否両論！

    この度、犀の角が「家出チケット」というものを販売し始めました。３枚（3泊）つづりで11,100円モーニング付き。特徴としては買ったチケットを誰かにあげることができることです。コロナ禍の2年間、相談支援を行う場作りネットと協働で誰でも500円で泊まれる駆け込み宿やどかりハウスを2年間運営してきた結果、街のゲストハウスがセーフティネットとしての機能を持ち始めた記念すべきチケットと思っていた「家出チケット」。しかし名前はちょっと、、などいろんな意見が出ています。ここはむしろいい機会なので、チケットを通して、家出にまつわるいろんな意見を募集して、みんなでこの社会について考えるきっかかになればとマガジンページを作成しました。ご覧ください。

  • 街の人インタビュー

    やどかりハウスは街の中に逃げ込める場を作る取り組みです。見守ってくれている街の人達のインタビューです。

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困難を抱える女性への支援基本方針（長野県）へのパブコメ

女性新法（困難な問題を抱える女性への支援に関する法律）の施行に伴い、長野県で出された基本方針が出されました。やどかりハウスユーザーに声をかけ「パブコメを書く会」をやったところ50通ものパブコメが集まりました。当事者女性たちによる切実な声、そして私達の訴えです。一部を紹介します。 DVについて知らない相談員 今日DVの関係で市外に移る際の引き継ぎを女性相談員に行った際、DVについてあまり知らない様子、言動が見受けられてとても残念でした。非正規の職員を雇用していることも影響し

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    • やどかりハウス第二幕”助かり合う私達へ”

      3年間で1,500泊、250名が利用したやどかりハウス。街に生まれた駆け込み寺は、第二幕を迎えている。 そのファンファーレとなったエピソードを紹介します。のきしたjournal4号特集「届かない手紙」にも掲載している内容です。 ロゲンがやってきた ロゲンは天使だったのではないか。そう思うことがある。 　 自由の国アメリカで「世界の悲しみ」を一身に背負い、深手を負った天使は、 命からがら「日本」というより僕らの元にやってきた。誰よりも礼儀正しく、 優しく、澄んだ魂を持った彼

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      • やどかりステップシェアハウス(仮)歳末大引き取りキャンペーン！【12月21日(木)まで】

        やどかりハウスが始まってもうすぐ3年。この間、1400泊の宿泊があり、2023年12月現在220人の登録者がいます。 始めてすぐは、数泊して居場所を見つけたり家に帰ったりする子育て世代が多かったやどかりですが、だんだんと帰る場所やすぐに一人暮らしができる余裕がない人、特に10代20代の若者が増え、彼女たちが中長期的に暮らせる場所が必要になりました。 そんな中、準備していたステップアップのための住まいが、この冬、ようやく始められそうです（ここまでが長かった・・）。 近所の目

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        • 【大募集】あなたの「のきスポット」「のきパーソン」エピソード

          やどかりハウスでは、あなたの「のきスポット」「のきパーソン」についてのエピソードを募集しています。 のきスポットとは、あなたが助かると感じる場所。 のきパーソンとは、あなたがホッとする人。 この街であなたの心がホッとする場所や人について教えてください。 ちなみにやどかりスタッフののきスポットはピザ屋だけど揚げパンもおいしい「ミッキーズ」です。 「ミッキーズは上田の街中で育ったキッズならみんな知ってる手作りピザ屋さん。100円で揚げたてのピザ生地の揚げパンが食べられます

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        困難を抱える女性への支援基本方針（長野県）へのパブコメ

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        マガジン

        • やどかりの出来事
          2本
        • やどかりシネマクラブ
          1本
        • やどかりハウスの隣から、
          3本
        • 家出チケット賛否両論！
          4本
        • 2022年度休眠預金事業報告
          7本
        • 街の人インタビュー
          4本

        記事

          やどかりハウスとは～街に生まれた雨風しのぐ宿～

          とある街に生まれた雨風しのぐ宿「やどかりハウス」についてご紹介します。 やどかりハウスとは？やどかりハウスは、長野県上田市にある劇場やゲストハウスを運営する「犀の角」と生活相談と伴走支援を行っているNPO「場作りネット」が2020年12月からはじめた取り組みで、犀の角のゲストハウスに1泊500円で泊まることができます。年齢・性別問わず誰でも困った時に訪れ、あるいは困りごとがなくても息抜きとして利用できる、そんな雨風しのげる場です。めんどうな手続きはなく、宿泊に関する連絡はや

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          やどかりシネマクラブ：9月の対話会

          現在、やどかりハウスでは、市内にある映画館・上田映劇と「やどかりシネマクラブ」という取り組みをおこなっています。映劇の上映作品の中から、毎月やどかりシネマクラブ選定作品を決め、作品紹介と対話会を企画。今回は9月の選定作品と対話会のご案内をいたします。 9月のやどかりシネマクラブ選定作品9月の選定作品は4作品。上田映劇では、8月の終わりからフェミニズム映画特集が組まれていて、今回の4作品もその特集に関連した作品です。またそれぞれにトークイベントが組まれ、やどかりスタッフも登壇

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          やどかりシネマクラブ：9月の対話会

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          むすびの日にいる君

          数年前まで何故かデキないヤツみたいに怒られたりイジられたりしていて声も小さかった君が。買い出し担当を率先して2回。 何だか楽しそうにひとりで輪に入り、ちゃっかり自分の分のお酒を買ってきていて、スイカ割りに挑んでいる。 個人的な実感ではこの2、3年で彼の様子は大きく変わったし、たった2回のむすびの日でも僕より働いている。 いや、君自身は変わってないかも。 出会う人、出会い方でちがうんだんね。 本当の彼はもっともっと、出会う人が増えることで見えてくるのかも。 花火楽しみにしていた

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          カレーとスイカ、花火とのきしたの夏休み

          「（寄付で集まっているのが）ジャガイモ、ニンジン、タマネギときたら……やっぱりカレーライスだよね！」 「あとはフライドポテトも～」 「ピーマンも（寄付されたものが）たくさんあるからレシピを検索してみよう！」 「無限ピーマンがよさそう！」 「じゃあ買い出しの食材は、カレールーと鶏肉と……他に何が必要？」 「今日は何人くらい来るかな？」 「先月は50人くらい集まったみたいだから、カレールーは一応50人分くらい？」 「子どもも食べられる甘口と、中辛の2種類を準備しようか？」 「それ

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          賛否両論！家出チケット -やどかりハウス利用者の声③・まとめ

          犀の角が販売をはじめた「家出チケット」。賛否両論あるこのチケットについて、やどかりハウスの利用者の皆さまから「家出チケットに関連して思うこと」や「家出について思うこと」についてさまざまな声を寄せていただき、第1・2回では「家出」にまつわる体験談をはじめ、やどかりハウスへの想いなどをご紹介しました。 さまざまな意見をご紹介してきた「賛否両論！家出チケット -やどかりハウス利用者の声」。今回で最終回となります。 過去の声はこちらから↓ サワタリホさんの声 私は、予測の出来

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          賛否両論！家出チケット -やどかりハウス利用者の声②-

          犀の角が販売をはじめた「家出チケット」。賛否両論あるこのチケットについて、やどかりハウスの利用者の皆さまから「家出チケットに関連して思うこと」や「家出について思うこと」についてさまざまな声を寄せていただきました。 数回に分けてご紹介している「賛否両論！家出チケット -やどかりハウス利用者の声」。第1回では「家出」にまつわる体験談をはじめ、チケットの名称への提案などをご紹介しました。 第1回はこちらから↓ ガッツさんの声 ネーミングが結構「家出」だけ思い浮かんでしまうか

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          賛否両論！家出チケット -やどかりハウス利用者の声②-

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          賛否両論！家出チケット -やどかりハウス利用者の声①-

          犀の角が販売をはじめた「家出チケット」。3枚（3泊）つづりで11,100円モーニング付き。しかも買ったチケットを誰かにあげることも可能。知り合いに家を出て休んでほしい人が居た時に、手を差し伸べられる道具として、またコロナ禍で依然として運営が大変な犀の角を支える寄付の仕組みの一つとして考えられたこのチケットについて、「家出チケットという名前はいかがなもんか」という声も耳に入ってきました。 そこでやどかりハウスの公式LINEを通じて「家出チケットに関連して思うこと」「家出につい

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          賛否両論！家出チケット -やどかりハウス利用者の声①-

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          賛否両論！家出チケット -はじめに-

          1泊500円で泊まれる宿が街に出来て2年。 これまで1000泊、170名の利用がありました。 大変な状況で駆け込んでくる人もたくさんいましたし、息抜きとして活用する人もいました。こんなにも沢山の人がこういう場を必要としていることを痛感する日々でした。 そんな折、犀の角が「家出チケット」というものを販売し始めました。 3枚（3泊）つづりで11,100円モーニング付き。買ったチケットを誰かにあげることができるのが特徴です。知り合いに家を出て休んでほしい人が居た時に、手を差し伸べ

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          のきした🍙むすびの日 （2023/07/13）

          初めましてなのか、いつもましてなのか。知り合いなのか、そうでないのか。ぱっと見では関係性がわからない。そんな同じ場所、同じ時間、同じ料理を共有した人々のある日の様子。 夏らしく汗が滲むある日の夕方。犀の角に着くとスタッフの茶色さんが、周りの人にテキパキと指示を出していた。「いいところに来た！椅子運んでくれる？」と着いたばかりの人にも声をかけていく。気が付けば、舞台上には大きなテーブルがセッティングされていた。夜の帳がおりていくにつれ、増えていく人々。テーブルで野菜を切る人、

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          寄付ありがとうございました！

          先日以下のようなお願いをSNSで行いました。 全国からたくさんの物資や食糧が届きました（写真は一部です） 本当にありがとうございました。 これから自立生活を始める若者など数名に渡しました。誰かの命を支えてくれた道具が、また誰かを支えるものとなりそこに命のエネルギーが生まれれくれることを祈りながら。 いつの間にか人々が分断され、自信を失わされている時代です。 支え合って、分かち合って、みんなで笑っていけたらと思います。 泣いたり、傷ついたり、笑ったり、歌ったりしながら。 また

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          寄付ありがとうございました！

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          やどかりハウス街の人インタビューvol４「市民になれた気がする」うさぎ堂 中村剛志さん

          話し手　うさぎ堂 中村剛志さん　　　 聴き手　やどかりハウス 秋山紅葉 　中村さんは、うさぎ堂という屋号で植木屋を営んでいる職人さんで、庭のことはもちろん、大工道具やストーブ作りをしたり、とんぼ玉やミツロウ鉛筆、石膏で卵を作るなどアーティスト活動もされている。 また、犀の角の薪ストーブの煙突の設置や、舞台で使う道具の製作にかかわるなど、犀の角の縁の下の力持ちでもある。 植木屋のイメージに色濃い職人気質な雰囲気はなく、穏やかで、いつもなにか楽しそうなことを考えているような機

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          やどかりハウス街の人インタビューvol４「市民になれた気がする」うさぎ堂 中村剛志さん

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          やどかりハウスのつかいかた

          やどかりハウスは、女性（母子もOK）専用の宿泊場所を兼ねた安心して過ごせる居場所。犀の角ゲストハウスの女性専用ルームで、泊まったりのんびり過ごしたりすることができます。申し込みからご利用までの流れと、犀の角やゲストハウスの雰囲気をお伝えします！ やどかりハウスお申し込み〜ご利用まで公式ラインにアクセス 予約フォームから申し込み 担当者から連絡が来る やどかりハウスへ向かう スタッフから説明を受けたのちお部屋へご案内 宿泊場所の様子犀の角 犀の角は上田市の中心部、

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