私とイメコンの距離感
こんにちは、ヤドカリです。
ここいらで私とイメコンの距離感の変化を書き連ねてみたいと思います。
Twitterでイメコン話題が減っている理由でもあります。長いし潔く自分語りオンリーなんでよろしく!
まず私のイメコンのスペックから。
PDアバンギャルド/ボーイッシュ(8:2)
ビビッドスプリング/ストロングオータム
アクティブキュート
ストレート(ナチュラルMIX)
最高に自分の好みです!!!!
サイコーサイコー今まで自分なんかが着ていい服じゃなかったものがドンピシャですサイコー!!古着屋で柄シャツ買い漁りました。ずっと伸ばしていた髪もバッサリ切ってショートウルフにインナーカラー入れました。マーチンのブーツ買いました。化粧も黒でアイラインがっつり入れました。色素薄くなれるカラコンやめました。スペック外してた服ほとんど処分しました。2019年後半からイメコンのおかげで似合う物が分かり、変わることができたのです。
それまでそうしておけば怒られない・目立たないという理由でいわゆる男ウケファッションをしてスペック逆走。そのせいか、まあひどいのばかり寄って来てばっちり不信に。
モテ服を揶揄する意図は全く無く、モテという明確な意思があったならそうはならなかったんだろうと思う。ただ私にモテすら選択する意思が無く、受け身アンド受け身の姿勢が透けて見えてつけこまれたのだと今思います。いやそもそもつけ込む人間が一番の悪だわ…一生許さん…
イメコンを参考に服を選ぶようになってからはそういう事がぱったりとなくなり、イメコンすっご…と感動でいっぱい。やはりサイコーじゃん。見た目変えたら人生良くなっちゃったよ!!服ってこんな力があったんだ!!
ところで、アバンギャルドって何?
考察したり情報集めたりしてるうちにここが引っかかり始めました。
何〜?アバンギャルドって何〜??前衛??ロトチェンコ??
この言葉自体の意味よりパーツごとの選び方を理解できていればイメコン的に問題は無いはずです。でもな〜んか引っかかる。腑に落ちないままでいるとアバンギャルドにあらかじめ分類された物が入っている箱から選ぶような感覚になり、次第に
果たして私は“アバンギャルド”なのか…??
という疑問が頭から離れなくなりました。確かに好みで着たかった服の分類ではあります。実際似合うし、何よりプロ診断で安心安全のお墨付き。しかし何かが引っかかる。
そこで私は気になってた普段の価格帯より上のブランドを少し調べてみました。
プロが見ればなんでもPDで分類できるのだろうと思うのですが、私が見たその服とそれらを着ている人たちは分類の外に見えました。値段のバイアス?いや、なにか服にPDで説明できない面があるのでは…?
そこで行き着いた自問自答ファッション通信さん
PDの外感のあるデザイナーズブランドの答えが知りたくて検索していたら自問自答ファッション通信さんに辿り着きました。コムデギャルソン、やたら名前を聞くのに全く謎のブランドの筆頭でありました。でもこの記事には選ばれる理由が書かれている!
「おお、ちょっと一般人とは違うな!」というのを名刺がわりに見せてあげているのです。また「イラストレーターです」と言ったときに「やっぱり~!そんな雰囲気出てますね~」と思ってもらえるような「サービス」としての服装でもあります。クリエイティブなものを作っているのに平凡な服を着ていると、ちょっとがっかりされてしまうのです。ルックスは名刺の会社名や肩書きよりも雄弁です。
服が名刺より雄弁!?PDで説明されない面の答えもこれな気がする!
デザイナーズブランドには着る理由、選択した本人の意思があったのだ〜!
びっくりした。イメコン的に似合うかどうかじゃなく自分がどうあってどう見せたいかという服の選び方があるのか!
それを知ってしまい、じゃあ私はアバンギャルドになりたいのか?という問いにぶつかります。そもそもアバンギャルドを理解していないのになりたいも何も無いな…?それなら私は何になりたいのか?となると分からないのです。全くの無。
目の前の虚無に途方に暮れるばかり…
えーいこうなりゃ課金だ!!!
というわけで、すぐ自問自答ファッション講座に申し込みました。
あきやさんとみっちり3時間熱く語りました。詳しくはまた別の機会に。
そしてその内容をもとに後日コンセプトを提案してもらい、またそれに沿った制服化案が頂けるのです。
そのコンセプトがまた、パ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ソナル!!!気軽にネットに公開できないくらい!!
あきやさんからの提案ではあるのですが、全て私が発した言葉で構成されているのです。すごい。つまり、他人から与えられたものじゃなく私の心の中にモヤモヤ漂っていたなりたい姿が言葉という形になってそこにあったのです。
あったじゃん…なりたい姿、あったじゃん…
それから私は「イメコンスペック的に正解だから」という理由だけで服を選ばなくなりました。
いかに「コンセプトの実現に繋がっているか」「本当に着たい服なのか」で選ぶようにしています。PC外れてても着たかった色なら着ます。でもイメコン知識があるので大事故は避けられるのです。受けてて良かったプロ診断。
イメコンで服の選び方を学び、それを土台に次は自分の意思で服を選びに行く方法に変わっていきました。
これを実践していくと「アバンギャルドと診断された人達」から「世の中に1人しかいない自分」という意識が芽生えてくるんですね〜〜〜!その意識があると無意識に他人と自分を比較しちゃう思考パターンが少なくなって生きやすい。だって他人と自分は目指してるコンセプトが違うから。
それにいうて結局アバンギャルドに喜ぶ時点で他人と被りたく無いって思ってるでしょ?ってところですよ!私はまさにそうです!!御託並べましたが本心はこれで〜〜〜す!!
受け身でいることから一歩踏み出して見た目を変えたことで悪い人間が寄って来なくなったみたいに、もっと自分の意思を表現できるようになれたら何かが変わるような良いものが得られると予感しています。
「イメコンスペックより自分のなりたい姿を尊重してみる」
それが今の私とイメコンとの距離感です!
実際には服を買うのに時間がかかるし気楽にホイホイ買えなくなりました。それに値段もがっつり上がりました。でもそれだけ自分に誠実に向き合えてるんだと思います。つまり自分にはそうするだけの価値があるんだと思えるようになりました。自己肯定感爆上がり〜✌️✌️✌️
まだまだトライ&エラーが続くけど服選びと人生楽しみたいな〜
自分が登る山は自分で決めるのだ!!
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